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第20話 ページ22

青「よぉ。」
貴「おはよう。」

いつものように挨拶だけは取り敢えず交わす。

あーあ、ついこの前まではこの場所は私の物だったのに…

貴「大輝はいつからこんなに不真面目になっちゃったんだろうね?」
青「どういう意味だよ!」

いや、サボる奴が真面目なわけがない。

貴「暇ー、暇暇暇ぁ。
大輝居ると寝にくくてさぁ、ホント。」
青「悪かったな…」

そう思うのなら授業の方いって欲しい。

青「なぁ、暇なら話さねぇか?」
貴「えー?いいけど、楽しいのでお願い。」
青「いや、俺が気になること質問するだけ。」
貴「この暴君め。」

いいし。
眠くなったら即寝る。


青「Aってさー、何で死にてぇの?」

貴「……つまらないからだよ。」

楽しかったらまず死のうなんて考えないだろうな。

青「今も、つまんねぇの?」
貴「…さぁ…。
大輝は私に死んで欲しくないんだっけ?」
青「おう。」

そうか。


貴「あのね?大輝、」
青「あ?」

貴「願ってる事こそ、かなわないから。
安心していいよ。

私が死にたいと願ってる限り、どうせ死ねない。」


青「そういう、問題じゃねぇよ。」

じゃぁどういう問題なの?と聞こうと思ってやめる。

貴「…そう。」

青「なぁ、今もつまんねぇの?」

本日2回目の質問。

貴「………。」

返そうか、迷ってから何となく縋るような声に反応してしまっていた。

貴「つまらなくは、ないよ。」
青「そうか。」


大輝は少しだけ嬉しそうな顔をして言った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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