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第16話 ページ18

【黒子side】

青峰君がにやっと笑いながらAに話かけた。
青「また来たのかよ、A。」
貴「テツヤと帰ろうと思ってね。」
赤「大輝、練習に戻れ。命令だ。」
青「こいつが居たから来ただけだ。すぐ戻る。
じゃぁな、A。」
ポンとAの頭を叩いて練習に戻っていった。
赤司君が元の位置に戻って、今度はボクに笑みをみせる。
赤「俺がAにハサミを向けると思ったか?」
黒「…いえ。」
赤「A、さっきのは試しただけだ。
テツヤと帰っていいよ。」
黒「ありがとうございます。」
ペコッと頭を下げて部室に向かおうとすると服をクンッと引っ張られた。
貴「テツヤ?どこ行くの?私も行く。」
黒「着替えです。
出来ればやめておいてほしいんですけど…。」
貴「やだ、行く。」
黒「困ります…。A、聞き分けてください。」
そういうとAが涙を浮かべ始めた。
貴「やだよぉ…。」
黒「A…」
よしよし、と背中を叩く。
赤「…ほんとテツヤには違うな。」
ボクも思います。
特別扱いしてもらえるのは嬉しいんですけど…。
貴「テツヤ…ぐすっ…」
上目使いに泣いて縋ってAに懇願される。
黒「…しょうがないですね…。」
赤「テツヤ!?」
黒「あまり見ないでくださいよ?」
貴「…ん。」
赤「ダメに決まってるだろう!?」
だってしょうがないじゃないですか。
誰がこんなかわいい子を放っておけるっていうんですか。
黒「赤司君、ダメですか?」
赤「当たり前だ。」
呆れた顔をして赤司君に一刀両断される。
途端にAが泣きそうになる。
貴「テッ…テツ…おいてかないよね…?」
黒「A、赤司君にお願いしてください。」
赤「テツヤ…!」
赤司君が焦る。
貴「あ、赤っ…赤司さっ…」
恨みがましそうな目で睨まれる。
赤「A、ここで待ってられないのか?
少しの間だろう?」
貴「…だって…ここ…人がいっぱいで…」
赤「…怖いのか?」
コクコクとAが頷いた瞬間…


「あー!朝の!えーっと…Aっち!」

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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