prologue ページ2
貴「行ってきます。」
返事の返って来ない、誰も居ない家に向かって挨拶をする。
鍵をかけて、隣の家…
幼馴染の家へ向かい、インターホンをならす。
貴「テツヤ、学校行こ?」
黒「はい、待ってください。」
黒子テツヤ、俗に幻の六人目なんて呼ばれる位影が薄い。
小さい頃から一緒にいる私には普通に見えるけど。
すぐにドアが開き、登場する。
貴「頭、また酷い事になってるよ?」
黒「しょうがないです。
それより、おはようございます。」
貴「おはよう。」
ニコッと微笑みかける。
黒「そうやっていつも笑ってればいいのに…。」
ボソッとテツヤがつぶやいた言葉を無視する。
私はテツヤとテツヤのお母さん以外に笑顔を見せない。
それは、人見知りだからでもあり、
そもそも面白くもないのに笑う必要がないと思っているからでもあり、
人がそんなに好きでないからでもある。
お世話になってる2人には自然と笑うようになっていたけど…。
黒「A」
貴「ん?」
朝はいつもテツヤの説教…というか注意から始まる。
それは私の学校での素行が良いとは言えないからで、
自業自得な為文句は言わない。
黒「いいですか?
授業にちゃんと出てください。堂々とサボらないでください。
進学できませんよ?
あと、Aは笑顔さえあれば近寄りやすいのでもう少し笑ってください。」
貴「ポーカーフェイスなテツヤに言われたくないよ。」
黒「愛想をよくしろってことです。
それにボクはそもそも気づかれませんから…」
あ、少し罪悪感が…。
黒「それと、くれぐれも余計な事は考えないでくださいよ?」
貴「はーい。」
余計な事、か。
私が死にたいと思うのがテツヤの言う余計な事。
でも、私は自殺したいわけじゃないんだし。
ただ、誰かに殺されたい____
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/
作成日時:2012年11月18日 16時