28話 ページ31
五条side
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50年目 PM1時
傑「ほら、A順番だよ。……A?」
傑が呼びかけても、Aが操作しなかったから、顔を覗くと目を瞑り眠っていた。
眠った顔も可愛い。
傑「Aが寝てしまったし、中断するかい?」
まだ50年だけど、仕方ない。Aを放ってする訳にはいかないからな。
『そうだな。続きはまた今度でもできる。』
何か掛け布団はないかと探しに行こうとした時、肩に重みを感じた。
A「スゥースゥー」
Aの規則正しい寝息が耳の近くで聞こえる。
横目で見てみたらすぐ近くにAの顔があった。
え。俺、Aにもたれられてる??
すげー嬉しいんだけど。
傑「……」
傑は羨ましそうに見ながら殺気を放ってて
硝子「……」パシャ
硝子は無言でガラケーを構えてAを撮っていた。
その後、5時間ぐらいAは起きなくて、起こさないよう俺は体制を変えずにずっと肩を貸していた。
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瀬羽side
『……ん』
どうやら私は寝ていたみたいだ。
まぁ、50年も続けていたら眠くなるものだ。
逆に50年もぶっ通せて凄い。
それよりも頭に触れている、ガッチリとした
顔を上げ見てみると五条の肩だった。
『んぇ!?』
なんで五条の肩で寝てんの私!?
悟「起きたみたいだな。おはよー。」
『ね、寝顔見た?』
悟「うん。バッチリと。」
ガーンと効果音が付きそうなぐらい顔が青ざめた。
硝子「写真もバッチリと。」
硝子がそう言い、ガラケーを見せてきた。
『うわ……』
こんなだらしない顔を見られたの!?
恥ずかしーーー!
傑「Aの寝顔も可愛かったね。」
『うー……黒歴史…。』
そして、その日のゲーム大会は中断し皆解散することになった。
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じゅじゅさんぽ
悟「おい硝子、Aの寝顔の写真くれ。」
傑「私も欲しいな。」
硝子「残念だが、私の気分的に一人だけな。」
どっちにもくれるかと思っていた最強二人にとっては世界が終わる最悪な言葉だった。
悟「……1000円!」
傑「!!…5000!」
悟「チッ10000!」
傑「50000!」
なんとオークションが始まり、Aの寝顔の写真1枚を巡って次々と高額な値が着いてくる。
悟「あ゙ー。1億!」
傑「は?」
硝子「……毎度あり〜」
Aの寝顔=1億
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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時