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12話 ページ15

瀬羽side


はぁ〜…喜んでくれて良かった。
寝ずに作ってたかいがあったな。


現在、夏油と一緒に任務に向かってる。
補助監督さんの話によると2級呪霊二体と3級呪霊が複数体いるらしいが、夏油は1級な訳だし、心配はいらないな。


数十分し、廃校になった小学校に到着した。
何度も見てきたが、やっぱり不気味だなと思う。


補助監督「では帳を下ろします。"闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え"……ご武運を。」



「『ありがとうございます。』」


こうして、私と夏油の初の合同任務が始まった。



傑「私は、2級呪霊を祓うからAは3級呪霊を全て頼むよ。」



『りょーかい。』


それからというもの、指示された任務を簡単にこなし、直ぐに終わった。


そう___指示された(・・・・・)任務は。


傑「ありがとね。A。思ってたよりも早く終わったよ。」



『こちらこそ。流石、呪霊操術の使い手だな。凄く強くて驚いたよ。』



一瞬で倒してたのを見て圧倒された。
呪霊操術を使うのに体術もできるとは…
だからこその1級な事が分かったよ。
私も頑張らないと!


それより、



『その呪霊を玉にした黒い奴飲むの?』


おぞましいオーラを放ってるソレ(呪霊玉)



傑「うん…そうだよ。そうしないと使役することが出来ないからね。」



そう言って飲みこむ夏油。

…………。


『ねぇ…呪霊って美味しいの?』



傑「あぁ…飴玉みたいな感じかな。」


そう薄く笑う夏油。
でも私は分かる。それが嘘な事ぐらい。


『嘘…だよね?私分かるよ。夏油って、自分じゃ分からないと思うけど、食べる時少し表情が暗くなるんだ。』

だから、教えて欲しい。本当の事を。
一人で抱えないで欲しい。



『私にくらい甘えなよ。』


傑「…そうだね。ありがとう。まさかそんな事をAに言われるとは思ってなかったよ。」



そう、ぽつりぽつりと話し始めた夏油。



傑「…本当はね、吐瀉物を処理した雑巾のような味がするんだ。ずっと、非術師の為だって自分の気持ちに蓋をしてきたけど………でも……」


目尻に涙を浮かべている。



傑「ずっと…辛かった。」



そう泣き出す夏油を私は抱きしめた。
背中を撫で、「一人じゃない。大丈夫。」と言うように。

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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時

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