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その次の日

カシムに呼ばれて家の裏に呼び出された


アリババもなんとなくついてきた。マリアムは家の仕事。


「・・・なぁ、A。お前なんか俺らに隠し事してるよな。」

カシムは何かを探るように聞いてきた


「な、、なんのこと?」


「とぼけるな。満月が出たと思えば口を聞かないし。何を隠してる」


「ごめん。言えない」

そう言うとカシムは顔をしかめた


「・・・そうか、残念だ。うちは知っての通り生活がぎりぎりなんだ。」



アリババはなにかに気づいたのか


「お・・おい。カシム?」



「アリババは黙ってろ。


まぁ、いまからいうなら話は別だぞ?」



「・・・」


「だんまりかよ。

まあ、お前はどこから来たかも何者なのかも俺達にはわからない

そしてお前も話さない



でも俺たちは生きるのに必死だ」



「そっ・・それはAだって一緒に・・!」

アリババが必死に止めようとする


「一緒?やめろよ

うちは得体のしれないやつをここに置く気はないんだ。

・・・出てって、くれないか」




・・・・そうか


私はみんなと違うし、一緒にいていいわけないよね


「・・・そ・・か
・・ごめん。ありがと」


くくりきれてないくせ毛の髪をいじりながら小さく言った



「お、おい!」




私はアリババが呼び止めたのも聞かずに走り出した



・・・・・・・・・・・・・・・・

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美咲 - 凄く、続きが気になります。続き書いてください。待ってます。 (2016年5月8日 17時) (レス) id: 4f5e32902d (このIDを非表示/違反報告)
リラン - ごめんなさい!なんかイラスト描けないようになってしまいました… (2016年4月6日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - 私もイメ画描いてもよろしいでしょうか? (2016年3月31日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
雪味プリッツ(プロフ) - 狼のイラストが可愛くて仕方ないです…!萌えますねー!これからも更新頑張ってください! (2016年3月30日 21時) (レス) id: 9a9ce7f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユーノ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2016年3月23日 20時) (レス) id: 9748af6729 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:斑ふくろう。 | 作成日時:2015年12月22日 0時

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