40 ページ42
すぐにジャーファルたちは敵を蹴散らし、
上の階へ跳んだ
私も瓦礫を蹴って上へ登る
ガシャ！
「っ！きゅぅぅううう」
落ちそうになったりしたけど、なんとか上の階へ着いた
そこで見たのはカシムが王サマに魔法道具を使って押さえつけてるところ
でも…
「俺にこの程度の魔法道具は効かないよ」
すぐに立ち直る王サマ
ルフが異常に活発だな
アラジンの周りのルフか…
私は小走りでアラジンに駆け寄った
ててててて
「っ…わぅん」
少し傷は痛むけど多分それどころじゃない
「っ！あれ？君は…」
「…」
私は静かにアラジンの横に座る
「…そっか、心配なんだね、おじさんが」
「(…いいや、そっちは心配してないかな)」
「…え！？」
「(小声でおねがいね)」
「…君は喋れ…いや、君のルフから聞こえる…
君は何者？」
「(私もわからない…今日気付いたんだ〜、コレ)」
そう言って私はルフに
フッと息をかけた
するとそのルフがアラジンに止まり、
「(この事は王サマたちには言わないで欲しい)」
とアラジンのあたまに響いた
｢どうして僕に？｣
不思議そうなアラジンに私は
｢(興味半分)｣
これは多分嘘かもね
。。。。。。。
いつの間にか話は進んでいて、王サマが霧の団に入ろうとしていたのを
ジャーファルは
「へ？……………
それはおかしい。」
と反論。それに王サマが滅茶苦茶な理論をジャーファルに押し付け、
ジャーファルを黙らせた
「(なんで私が悪人に……)」
私が主として認めているのはジャーファルなので
ジャーファルの足元に駆け寄って尻尾を振った
……王サマに向けて不満げなあくびをした後に
「……わ！A！危ないですよこんなところに！」
「っ！Aだって？)」
アリババの目線が私に行く
私はカシムとアリババがいることをすっかり忘れていた
コロコロと地面に転がり服従のポーズで戯れる
「おい、A。お前、そんな奴に媚びて楽しいか…
同じスラムの仲間だろ？もっと自由を求めろよ！」
「っ！」
そこで気付いた…カシムとアリババがいた事
「…え？A？」
ジャーファルから飛び降り
私はアリババに駆け寄る
「A？本当にAなのか！？」
私はアリババの服を引っ張り、シンの前に立たせた
「っとと…ぅゎ！」
多少転びそうだったけど
その後はジャーファルのところに戻って
ジャーファルの服を引っ張り、抱っこと伝えた
「！…よいしょ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美咲 - 凄く、続きが気になります。続き書いてください。待ってます。 (2016年5月8日 17時) (
レス) id: 4f5e32902d (このIDを非表示/違反報告)
リラン - ごめんなさい!なんかイラスト描けないようになってしまいました… (2016年4月6日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - 私もイメ画描いてもよろしいでしょうか？ (2016年3月31日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
雪味プリッツ(プロフ) - 狼のイラストが可愛くて仕方ないです…！萌えますねー！これからも更新頑張ってください！ (2016年3月30日 21時) (レス) id: 9a9ce7f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユーノ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2016年3月23日 20時) (レス) id: 9748af6729 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：斑ふくろう。 | 作成日時：2015年12月22日 0時
