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「こら、おとなしくしてください」


「ふんふん」

ジャーファルさんが手で押さえてこようとしてきたから

その手に前足を乗せ後ろ足で立ち上がってみせる


尻尾はいつもより忙しそうだ…


「もう!傷が開きますよ?」


ジャーファルはそう言って私をそっと抱き上げ、


ゆっくり頭を撫でた


私は腕の中できゃー!とわたわたして戯れた



「………今日は目が冴えてますね」


はぁ、とため息をつかれる


「…((スッ」


「。。そうそう、おとなしくしててくださいね?」



じゃあ私はシンのところへ行きますね。とジャーファルは部屋を出…



「あ、部屋から出ないでくださいね?いいですか?出ないでくださいね?」



…狸寝入り


「…」

「ほら返事」


「わぅ…」

そして私はつまらな気にベッドの下に入り
痛む身体でゆっくり寝転がった


「…うん」

ガチャ

ジャーファルはやっと部屋を出た

。。。
ジャーファル。サイド


「…シン、…シン?」

「あぁ、ジャーファル。」


「どうするんです?道具もないのに、あんなこと引き受けて」


「なんとかなるさ!」


「おい…」



「シンドリアをつくる時
バルバット前王には貿易を教わった、


あの人は亡くなってしまったが
大きな借りがある。

「「ピー」」

この国をみすみすと…」
「ブッフ!」


「ん!?

ぉ?

おわぁあ!?」


。。。。。

「アラジン!君もマギなのか!?」

シンドバッドは食い気味に話しかけた


「君も?おじさん僕以外にもマギを知ってるのかい?」



「ああ、」


「おじさんって何者なんだい?」



「俺は…シンドバッドだ!」



「…!」

「ふふん」



「…んぇ?」ポカーン



「し、知らないの?!
ほら、シンドバッドの冒険だとか!」


「んぇー?」


「ごほん


幾重にも旅と後悔を重ね、

世界の七つの海を冒険し、

七つのダンジョンを攻略し、

自らの国を打ち立てた男!


7人のジンの主!七海の覇王シンドバッド!!」



「…す、凄い…んだよね!」


「え?::」


「僕にはよくわからないけど」


「…わからないの?マギなのに?」


。。。。。。。。。

…それからはマギの話、


盗賊を捕まえるのを手伝ってほしいという話をした



こんな子供を巻き込むなんてシンは一体何をお考えなのだろう?


。。。。

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美咲 - 凄く、続きが気になります。続き書いてください。待ってます。 (2016年5月8日 17時) (レス) id: 4f5e32902d (このIDを非表示/違反報告)
リラン - ごめんなさい!なんかイラスト描けないようになってしまいました… (2016年4月6日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - 私もイメ画描いてもよろしいでしょうか? (2016年3月31日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
雪味プリッツ(プロフ) - 狼のイラストが可愛くて仕方ないです…!萌えますねー!これからも更新頑張ってください! (2016年3月30日 21時) (レス) id: 9a9ce7f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユーノ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2016年3月23日 20時) (レス) id: 9748af6729 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:斑ふくろう。 | 作成日時:2015年12月22日 0時

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