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34過去編 ページ36

カシムサイド



「カーシームー!待ってよぅ!」

「遅いぞ、アリババ。」





俺たちは街へ小物を売りに。

売り終わったら靴磨きに、



と思って
スラムの街へ出た。






するとなにやら男が陰で話している会話が聞こえた






「おい、あの狼まだみつかんねーのか!」



「しょーがねーだろ!こっちにきてんのは確かなんだし。


どうせ人になってどっかで媚びてんだろ


……だがな、今日は満月だ、あいつはガキだった



絶対満月の夜には妖力が抑えきれなくなるはずだ


まあ、この街で見つからなかったら次はバルバットに行くぞ?」





「おっけ。
てか、そーゆーやつに限って外に出ねーだろ」



「満月の日に不審な動きをするガキ探すんだよ!」





「おいカシム…?」



「…あっ、おう!」


。。。。
俺は一回だけ見たことがある


満月の夜。。




夜中に全員寝た頃に





Aの布団の中から犬のような尻尾が見えたことが






。。。。

それを俺はアリババに話した



「だったらやべーじゃん!

A、狙われてんの?!」



「確信したわけではないけどそうでは無いとも言い切れないだろ?




この家にいさせたら危ない

だからな、アリババ……









Aをここから追い出す」




「…え?」


。。。。。。。。

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美咲 - 凄く、続きが気になります。続き書いてください。待ってます。 (2016年5月8日 17時) (レス) id: 4f5e32902d (このIDを非表示/違反報告)
リラン - ごめんなさい!なんかイラスト描けないようになってしまいました… (2016年4月6日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - 私もイメ画描いてもよろしいでしょうか? (2016年3月31日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
雪味プリッツ(プロフ) - 狼のイラストが可愛くて仕方ないです…!萌えますねー!これからも更新頑張ってください! (2016年3月30日 21時) (レス) id: 9a9ce7f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユーノ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2016年3月23日 20時) (レス) id: 9748af6729 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:斑ふくろう。 | 作成日時:2015年12月22日 0時

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