【マギ】狼って怖くないよ？

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そんな事件があったのも遠い過去、




つまりしばらくたったいま、私は15歳になっていて





城に住み始めて5年が経とうとしていた



城内では「5年経っても大きくならないから小型の犬なのか」と言われている、、が







私は狼だ、犬ではない





犬ではない。(2回目)






「Aー？Aー！」

そこに私の主ジャーファルがきた




「…わぅん」

物陰から出て小さく返事をする






「あ、いましたね、
仕事、終わりましたので。ほら、
ボールで遊びましょう！」


ちりちりとボールが鳴る


「…！………………！！？」

なぜだ。なぜボールに反応してしまうのだ！！


A、15歳。
ボールで遊ぶのが好きでしょうがない


犬ではない(３回目)


マジレスすると人間だ



ジャーファルはボールを揺らしながら私に話しかける





「……そういえば、

今度仕事でバルバットに行くんですよ

シンが「あの過ちを繰り返してはならない。
よってジャーファルが他国に行く際、
Aはセットだ！

連れてけ！」と言ってて、」





「…！」

バルバット…



私はジャーファルの手に持つ
ボールに飛びつきながらバルバットでの記憶を思い出す……なんてな


……覚えてないよ。そんな


ジャーファルはボールを上へ持ち上げた



それに反応した私はボールに飛びついた…


私は心から楽しんで純粋に遊んでいたんだ…ジャーファルの腕に登っているのも忘れて





「、、よし、このままお風呂行きましょう」



「！？」


よし、飛び降りよう





私が飛び降りようとしたら
ジャーファルの腕に捕まった


「こら、こら。変な体勢で飛び降りたら怪我しますよ」






そんな呆れた顔で言うもんだから

「…」



その日はしぶしぶお風呂へ連行された


。。。。。。。。。。。。。

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