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…?

おかしいおかしいぞ?

ある程度強く噛んだのに全然ビクともしない
痛いって言ったのに



「ゔぅぅ…」



私は最終手段で唸ることしかできなくなった


「こら、うーうー言いません」


「なぅわぅぅ…」

「なーでもわーでもありません」

白い髪のこいつは私のお母さんですか…!?


「…なんか急に大人しくなったね?」


…私抵抗しても意味ないって学習したんです
私理解してます


水色の女の人が私を見て

「それよりこの子どうしましょう」


「ピスティが世話をみるんじゃないのか?」
王様がそう言うと今度は黄色い子供?が


「ちょっとジャーファルさん!そのこ貸して!」

「噛みますよ?気をつけてくださいね」


「大丈夫!この子本気で噛んでないから」


「はぁ…」


私は黄色い子供?に渡された




あれ、そういえば私、森についてから
短剣もお金を入れていた袋もぬいぐるみにくくりつけて…

あれあれ?ぬいぐるみは??


水色の女の人からぬいぐるみの匂いが微かにするから一緒に持ってきてはいるのかな


じゃあここにいるしかないのか?…隙をみて逃げるか?


うーん



「こんにちは!私はピスティ!こっちがヤムライハで、こっちがジャーファルさん!

で、この人がシンドバッド王!」


「…ぅ"ぅぅ……」

「うーん」


「……」

ピスティは私を抱き上げたまま続ける


「貴方はとっても優しいのよね!

だから本気で噛んでないでしょ?ほら、ジャーファルさんの手も血は出てないし…



貴方のその小さい鋭く尖った牙ならジャーファルさんの手も簡単に怪我させることもできる

でも怖かったのよね。

それでも本気で噛まなかった。
人を傷つけなかった





ここなら大丈夫だから…誰も怒ってないから!

…ね?」


ピスティは私をおろす

…ふーん、


私はジャーファルって人のところまで歩いた

「…?どうしました?」

服を軽く引っ張ってみる


「?」



ジャーファルは私を抱き上げる


私はジャーファルの噛んだところを舐めて謝罪をした

伝わるかどうかはわからないけど

悪意には受け取らないだろうと思う


「!ふふ…大丈夫ですよ?」

そう言って私をおろし頭を撫でた

私はなんとなく

そう。あまり意味ない…ぞ?


ジャーファルの足にぴったりとくっつき寝そべってみせた




。。。。。。。。。。。。

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美咲 - 凄く、続きが気になります。続き書いてください。待ってます。 (2016年5月8日 17時) (レス) id: 4f5e32902d (このIDを非表示/違反報告)
リラン - ごめんなさい!なんかイラスト描けないようになってしまいました… (2016年4月6日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - 私もイメ画描いてもよろしいでしょうか? (2016年3月31日 18時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
雪味プリッツ(プロフ) - 狼のイラストが可愛くて仕方ないです…!萌えますねー!これからも更新頑張ってください! (2016年3月30日 21時) (レス) id: 9a9ce7f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユーノ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2016年3月23日 20時) (レス) id: 9748af6729 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:斑ふくろう。 | 作成日時:2015年12月22日 0時

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