英語が喋れない監督生III (ページ43)

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再び始める新の闘いページ43

レオナ「は、ハハ……ッハァ、そうだな。そうだろうとも…、、
お前の言う通りだ………、はははハはハッッ

俺は絶対に王になれない……、どれだけ努力しようがなァッッ!!!!」

ドンッ

『!?ッ地震!?』

一瞬大きな揺れが発生
それと同時に砂も舞い上がる…先ほどとは比べ物にならないほどに。

グリム「なんだッ!?全身の毛がゾワゾワするんだゾ!!」
リドル「急速にレオナの魔力が高まって…ッ、ぐぅッ、魔法封じが、持続できないっっ!!!」
リリア「ちがう…。これは魔力ではない。
この邪悪の負のエネルギーッ…まさかッッ!!!」

ケイト「みんなっ伏せろ!!」

そう言い伏せ始める皆
貴方はそれに反応できなかった…、なぜなら、この光景を知っている

『ぁ、これ…ヤバi……』
モンストロ「グッッ!!」
『うわぁ!?』

パンッ!!

リドルの魔法が吹っ飛ばされた。
その振動が少しだけ空気に伝わったことがわかる
危機一髪だった…そう言う状況とも言えるほど、ナイスプレイをしたモンストロ

モンストロ「君、怪我はッ!!」
『だ、大丈夫ですモンストロさん!ありがとうございますッ』
モンストロ「クソッ!何言ってるのか解らないッ、そんな事は良いからッ君は早くッ……」

「逃げろ…」そう言いたかったのだろう、、だが、できなかった
なぜなら、レオナの魔力がどんどん高くなっているのを、彼らは感じるから。

レオナ「俺は生まれた時から忌み嫌われ、居場所も未来もなく生きてきた。
どんなに努力しても、絶対に報われないことはないッ

その苦痛がッ絶望がッ!!
お前らに分かるかぁア"アアアアッ!!!」

ライオンの咆哮が聞こえた直後…
またあの滴る音(・・・)が聞こえた

そして同じように幻覚も見え始める
勇ましく、輝かしい…まるで太陽の様なマリーゴールドの色は
音と共に黒くなってしまい、、嫌な音と共に黒に染まった。

ゆっくりと眼を開ければ、、
そこには"あの時のリドル"のような感じになっているレオナがそこにいた

かき上げられた前髪
不自然に縫い固められている羽織り、ライオンのシルエットとも言えるファーもある
液体は宙に浮く、まるで生きているかのように動く
肌色も白くなっており…例の顔の模様もあった

そして…例の"あの化身"、、

その姿になったレオナはまた先ほどとは違う、大きな咆哮をする
　