英語が喋れない監督生III

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ジャック「３年前、レオナ先輩が大会で見せたプレイは本当に凄かった。
だから俺は、この学園に入れて……、、

サバナクロー寮に入って、あの人と本気(ガチ)でマジフトの試合がやれるんだと、
思ってたのに……」


声が小さくなり、尻尾も少し垂れ下がる
余程のショックと見てもわかる
だがしかし…どこか可愛いと思っている貴方


エース「あのさ〜…、ユウ」


小さい声で耳に顔を近づけて話すエース


エース「アイツさっきからずっと自分トコの寮長に文句言ってるようでいて……」
『実は物凄く尊敬、なおかつ憧れている…』
エース「だよな、」


と話す2人


ジャック「今までの事件は、奴らにとって行きがけの駄賃みたいなものだ。
奴らはもっと大きなことを目論んでる」
デュース「大きなこと？」

ジャック「ディアソムニア寮寮長…"マレウス・ドラコニア"だ」

『あ、その人確か新入式で聞いたことある。凄い人なんだよね？』

ジャック「凄い所の問題じゃねぇ、奴はバケモノ並みのパワーを持っている。
そのパワーでディアソムニア寮を２年連続優勝に導いた。
だがそのせいで、サバナクロー寮は無得点のままトーナメント初戦敗退。
先輩達はそれに恨みを持ってる」

デュース「無得点で初戦敗退…、優勝常連寮としては、さぞ悔しかっただろうな…」
『しかもあれだよね…？テレビで放送されるくらい有名だっけ？
まさか、その、初戦敗退したところも…、、』

ジャック「あぁ、映ってる。
世界中の注目の中、大恥をかかされたわけだ。

先輩達はその雪辱を果たそうとしている。しかも、卑怯なやり方で…ッ、、」


再び眼の鋭さが変わるジャック
だが、彼の気持ちはわかる。
しかし、それに伴いサバナクローの寮生の気持ちも少しわかる気もする…


エース「大会当日、ディアソムニア寮に何か仕掛けるつもりってことか」
ジャック「そうだ、だから俺は、その計画をぶっ潰す!!」


リドル「話は聞かせてもらったよ」


振り返ればそこにはリドルとケイトがいる


デュース「ローズハート寮長、ダイヤモンド先輩」
リドル「伝統ある大切な行事を、私怨で汚そうだなんて…許せないな」
ケイト「どうする？リドル君？」

リドル「今までのラギーの犯行にも証拠もない以上、断罪することは出来ない。
狡賢いレオナ先輩達のことだ。今告発しても、うまく交わすだろう……」
エース「つまり、犯行現場を押さえるっきゃない、って事？」


そう言い頷く


リドル「僕に少し考えがある」

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