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『あ、の…先輩。自分行かないと』
スミッティー「バカテメェ。気をつけろって言われたのに忘れたのか?」
『え?』
スミッティー「…?お前言葉わかるのか?」
『え…あ、た、多分一時的なモノですが、わかるようには…』
スミッティー「ふ〜ん…。んで、ゲンくん言われただろ?」
『あの、なにを…?』
「「ラギー・ブッチには気をつけろ/お気をつけを…」」
声の主の方へ向くとそこに壁に寄りかかっている彼がいた
彼とは、貴方に注意した本人…ヴァーゲンである
ヴァーゲン「お前はバカなんですね」
『そんな!?はっきり言わないでください!!』
ヴァーゲン「おや、言葉がきちんと話せていますね…」
『少し事情がありました』
そして近づいてくるヴァーゲン
その顔はとても呆れている
ヴァーゲン「私、言いましたよね?"ラギー・ブッチにはお気をつけを…"と?
なのに、お前は自ら行こうとしている…本当にバカですね?」
『ウッ、でも彼は…!!』
ヴァーゲン「怪我させた犯人…そう言いたいんですよね?」
「『え…/は…?』」
同時に驚く貴方とスミッティー
だが、彼は何故犯人を知っている?
スミッティー「お、おまっおお前…」
ヴァーゲン「こちらでも調べているんです。うちの寮生を怪我させたので…ね?
しかし、
お前、その証拠は…?」
これぞヴィランの顔…蔑まれているような冷酷な眼で貴方を見る
『しょ、証拠は…彼に』
ヴァーゲン「意味ないですよ。せめて写真で撮ったりしてないと。
お分かりですか?証拠がなければ意味がない…」
…
正論だ
全くもっての正論だ、反論できない
スミッティー「お前、なんか、こう…スッゲェな。弁護士になれよ」
ヴァーゲン「残念ながら、将来はもう決めてあります」
そして廊下からは「待てぇえ!」だの走っている音が聞こえる
そちらに顔を向ければ走る人物たちが見えた
向かっているのは中庭だった
『お、追いかけます!』
ヴァーゲン「はっ!?バカ、だから意味が…」
『それでは!』
ヴァーゲン「オイ!!!………はぁ、、だから子供は嫌いなんですッ」
スミッティー「いや、歳下だけだぞ?」
ヴァーゲン「それでも嫌いです…。まぁ、世話はきちんとしますが」
スミッティー「ツンデレかよ!」
ヴァーゲン「違います」
…
『ハァッ、ハァッ…あ!いた!!』
そこには肩で息している2人と1匹
そして元気な姿…犯人のラギーがいた
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Fukumin(プロフ) - 38ページだけすごいハートがついてるのすごい() ありがとうございます!! (4月25日 16時) (レス) @page38 id: 0db585bc37 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - あんみつすむーじーさん» うちの子に惚れちゃっても良いですよぉおおおおおお!!!???あと全裸はやめてください風邪ひいちゃいます(( 頑張ります、ありがとうございます!!!!! (2022年5月15日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
あんみつすむーじー(プロフ) - クソオオォ!!夢主超かっけぇぇぇ!惚れてまうやろぉぉぉ!!(ただし女)(自分も女)全力で応援しながら全裸待機して待ってます!! (2022年5月15日 17時) (レス) @page44 id: 61f5df45e6 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - marvel好きさん» ありがとうございます!!少しずつながらもこれからも頑張っていきます!! (2022年4月20日 21時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
marvel好き - 最近見始めたのですが、とても面白くて何度も読み直しております!特に時々悪くなる監督生に「コイツすげぇw」と時々口にする程監督生男前で惚れます(( これからも応援させていただきます! (2022年4月17日 22時) (レス) id: dd16f940a9 (このIDを非表示/違反報告)
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