英語が喋れない監督生III

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寮生「ふ、ふん…。まぁ謝ってくれた訳だし。今日は見逃してあげるわ。
仕方ないから、あの日もことを教えてあげよう」

寮生「あれは実験室での事だ。
薬を煮だしている鍋を急に彼が素手を掴んでしまい、教室は騒然さ！
しかも薬をひっくり返して机の上はびしゃびしゃ。

僕は本当に驚いたよ！」

寮生「全部君が喋るのかい‼︎‼︎」

『なんやねんこの茶番…』


まるで芸人かのようのノリツッコミ
言葉はわからなくても動きが語っている…、
この人たちに、将来芸人になる可能性が高い‼︎←


『ところでグリム、どうしてk…。
居、居ねぇ、、』


話しかければもう居ない。そして尻尾が教室から出るところを見た


『グゥーリィームゥーー‼︎
待てっつってんだろぉがぁああああああ‼︎』


そう言い走り去っていった。
なんとも苦労人な監督生であった。


オンボロ寮へと戻った1人と1匹


『はぁ、こっちは走らされてばっか…。疲れるよ、』


廊下でクタクタになり、座り込んでしまう貴方
そして見返すと、あちこち壁紙が剥がれている、蜘蛛の糸…etc
『掃除しないと…、苦手なのに』と思いながら立ち上がる


ブー‼︎


インターフォンがなる音がした


『ん？』
グリム「ん？誰だ？」


そして入ってくるその正体…
エースだった。


エース「おーっす。あれ？グリムは機嫌が直ったみたいじゃん」
グリム「なんだ、オマエか〜。
今オレ様は忙しいから、遊んでる暇ねーんだゾ」

エース「忙しい？宿題終わらねーの？」

『とりあえず着て』
エース「ちょ、引っ張んな引っ張んな！」


エースの腕を引っ張りながら談話室へ行き、椅子に腰掛ける
そしてグリムが事情を話す


エース「ふ〜ん、不審な事故による怪我ねぇ…、」
グリム「でも話を聞いてるうちに、全員がおっちょこちょいか、
大会が楽しみで浮かれてるだけなんじゃねーかって思ってきたんだゾ」
エース「ふ〜〜ん」


と話していると走る足音が響く
開いているドアからデュースの顔が現れる
その顔はとても焦っていた


デュース「エース！大変だ！！」
エース「ん？なんだよそんな慌てて…」


デュース「クローバー先輩が階段から落ちてッ、怪我をしたって…？」


「「えっ！？」」『ん？トレイ先輩が？ェ何を…？』


考えていると2人は慌てる
どういう意味かわからないが、表情を見れば普通じゃない
何かトレイの身にあったとなんとなく感じた


『デュース！レッツゴー！』
デュース「あぁ！」

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