百々目鬼な三男 ページ4
「どうも。こんにちは。妖怪6つ子の三男、チョロ松です。」
「と、連れて来られた巫女、ソラです。」
「なんかさ、固くない?」
「は?」
ハタ坊に借りたビデオカメラを前に喋る。
事の始まりは、チョロ松だ。
☆☆10分前
ーー「そろそろ就職しないといけないよね。ま、多分クズな兄弟と違って僕はちゃんと
就活してるし。一番先に自立するよ。ハローワークにも通ってるし。」
「お前相変わらずライジングしてんねー」
おそ松が言う。続けてトド松も
「ほんっとー。自分で思わないの?自覚してないの?」
チョロ松が集中攻撃を受ける。
「別に僕はライジングしてるつもりないし。」
「ふーん。外にある、あの緑のミラーボールは何かな?ライジングシコ三郎さん?」
「ライジングシコ三郎って誰だよ!?」
「あ!じゃ、ライジングシコ三郎、Boo tubeやってみたら?視聴率が高いとお金になる」
「いーじゃん!やったら?ライジングシコ三郎。同じライジングしてる奴らが
見てくれるよ。」
「ライジングシコ三郎ハマったの!?やめてその言い方! まぁ、良いかもね。
動画撮ってあげればいいんでしょ?効率的にやれば人気が出る可能性があるしね。
試しに撮ってみるよ。」
「でもさ、1人でやじゃない?」
「うんうん。俺も思った。なんか…ダサいし…あと、最初からずっと鼻毛出てる」
「はぁ!?鼻毛関係ないし!」
「1人のBoo tubarはあんま人気ないよ」
「そんなことはないと思いますが?」
「あ、じゃ、あの悪戯巫女とやれば?」
「そーだーそーだ!」
「あーーーうるさいうるさいっ!わかったよ、誘うよ!」
「「頑張れーライジングシコ三郎ー」」
「うるせぇよ!!」
という事があったのだ。
「固いって…こっちは連れて来られてやってあげてんの!文句あんなら帰る!」
「いやーでもさ、ソラってさ、僕の事応援してくれている訳だよね?もっと付き合ってくれて
もいいんじゃない?」
カチン。
「だぁぁっ!?何が応援だぁぁ?誰もお前なんて応援してねーーよぉっ?というか、お前と
そんな関係深くねぇからなぁっ??気安く話しかけるなよぉ?ライジングシコ三郎くぅーん?」
「おい、トド松」
「うん?」
「ライジングシコ三郎チャンネルどうなった?」
「あぁ、見てみようか」
「「あ。」」
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ふくまる@JF両日参加(プロフ) - わアアアアアアアアアアアアアア4000hit突破!……いや、は? え? (´・ω・`) (2018年12月26日 10時) (レス) id: 5af66c2584 (このIDを非表示/違反報告)
御笠 - 小説も書いていたんですね!読ませていただきました!凄い、好きです。ふくふく堂さんも!これからも楽しみです!! (2018年12月14日 20時) (レス) id: 7bc2352b9c (このIDを非表示/違反報告)
ふくふく堂(プロフ) - わわわわ!1日で100hitも……!!KS文才野郎をよろしくです_(:3 」∠)_ (2018年12月9日 22時) (レス) id: ad3c98ebf0 (このIDを非表示/違反報告)
ふくふく堂(プロフ) - ありがとうございます。なんと3000hit突破しました。mgでありがとうです。感謝!! (2018年11月8日 0時) (レス) id: ad3c98ebf0 (このIDを非表示/違反報告)
ふくふく堂。PC ver. - wwwwうぃーーすぅっ! 俺呼び好きだよ?(真 秋アニメ豊作で泣ける。 (2018年10月12日 20時) (レス) id: ad3c98ebf0 (このIDを非表示/違反報告)
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