･ ページ4
･
「古寺はあそこから狙ってくれ」
「はい！」
マンションの屋上で元チームメイトの先輩�△寮爾鮖爐鵑世茲Δ吠垢�わたし。ちなみに先輩�，呂海海慙△譴討�た張本人であるあの忌々しい米屋先輩のことだ。
元チームメイトの先輩�△海汎猯漂篝菁擇了惻┐埜覆料牲眈貊蠅惴�かうメガネの男の子を見ながらひとりため息を吐く。
わたしがなんでこんなところにいるのかというと、皆さんお察しの通り近界民のチビッ子を撃破するためです。
三輪先輩の目視情報によると、ある人間が関わっていた人型近界民というのは女か男のチビッ子らしい。あ、普通のチビッ子だった場合撃破しちゃだめか。
てかチビッ子には優しくしろって習わなかったのかこんちくしょう
「山田はそこだな」
「アッ、ハイ……」
「元気だったか」
「アッ、ハイ……」
そちらもお元気そうでって言いたかったのに「ｿ……ｵ……」ってなった。瀕死のソーナンスか。
わたしは奈良坂先輩の怪訝な視線を無視して指示された狙撃位置につく。
高いところは風が冷たいって話本当だったんだな、とかわたしの後釜の
なんでこんなところにいるんだろう
……あれわたし断ったよね？
わたしの記憶に間違いがなければ今回の件は昨日米屋先輩にきちんとお断りしたはずだ。だって今日は家で推しの星5ガチャを待機する予定だったし。
なんだか頭がこんがらがってきたのでとりあえず昨日の出来事を細かく思い出す。
確か一回無理だって言って、でも米屋先輩が全然引き下がってくれなくて、……それで一体どうしたんだっけ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤丸 | 作成日時：2023年2月26日 23時
