◆彼女 ページ1
「あ!いらっしゃい!」
『えへへ♪こんにちは香菱』
今日のお昼は皆んなでご飯を食べる約束をして集まる事になっていた
お店に行くと必ず直ぐ見つけて貰える…彼女曰く私は可愛いから直ぐ見つけてしまうのだとか…照れる…
「皆んなあそこの席で待ってるよ!料理持って行くから皆んなと座って待っててよ」
『分かった!ありがとうね』
「おーい!A!こっちこっち!」
振り返ると、いつもの席に行秋と胡桃、最近仲良くなった
重雲がそこに座って待っていた
どうやら最後は私らしいっ
「もぉ〜遅いよA〜」
『ごめぇんっ借りてた本取りに行ってたらお昼過ぎてた』
彼女の向かい側に座ると隣りにいる彼に借りていた本を返す。
『この本凄く助かったよ!いつも本借りてごめんね!』
「そんな事ないよ!ボクも一緒に本の話し出来るから嬉しいんだ!次これ読んで見てくれ」
『えへへ♪やったぁ、この本読みたかったんだよぉ』
ポポポポっ
「Aまた花咲いているぞ」
『えっっまた⁈』
最近めちゃくちゃ嬉しい事があると頭に花が咲くようになった。何でじゃ…
「今日はスイートフラワーだね♪」
『きっと行秋から借りた本のせいかな?』
「えぇ⁈ボクのせいかい!」
クスクス笑ってると香菱の料理が沢山運ばれてきた
手の込んだ料理ばかり、実に美味しそうだ♪
「これっ!これ食べたかったの!人気で中々食べれない今流行りの璃月饅♪」
そこには可愛いらしいグァパーのお饅頭があった
「Aのお陰なんだよー?良い名物料理作ろうかな?って相談したら『グォパーのお饅頭とか可愛いし、ロシアンルーレットにしたらパーティーメニューとして人気出ると思うんだ』って提案してくれたの!」
「へぇ!ロシアンルーレットなら、中味ひとつ外れがあるのかい?楽しみながら食べれるのめちゃくちゃ良いじゃないか!」
そう。彼女が提案した璃月饅、通称グォパー饅は今じゃ巷で流行っている名物料理となっていた…
余りの人気ぶりに、モンドや稲妻、各国から来場してわざわざ買いに来るほどだった…
『いやー、こんなのあったら楽しいだろうなって思っただけなんだけどね?』
「それにたまにお店手伝ってくれるから、Aちょっとした有名人なんだよ?可愛い彼女目当てに来てるってお客さん言ってたよ」
『へぇそーなんだ』
「へぇって……君ね…」
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葉(プロフ) - nanoさんご指摘ありがとうございます!鍾離先生の二人称を意図的に変えています!後程空君も出て来ますし、夢主ちゃんをより一層特別に感じて欲しいからです!モヤモヤさせてしまって申し訳ありませんっ (2023年2月15日 7時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 余計な事だったらすみません!おそらく鍾離先生の二人称は(君)ではなく(お前)だと思われます(汗)でも個人の解釈で変更しているのならすみません…ずっとモヤモヤしてたので!お話はとても面白いです (2023年2月14日 21時) (レス) @page21 id: bd4e1a1598 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ほのかさんありがとうございますっっ!とても励みになります!嬉しいっっ更新頑張りますね!♪ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 苺さんごめんなさいっっっ外したつもりが、外れてなかっっっったっっっっっ外しましたっっっ何度もすいませんんんんんっ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 最高に面白いです!!!更新されるたび吹っ飛んだこっちきますね!応援してます! (2023年2月8日 18時) (レス) @page3 id: 5ab7e5fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紺翠 | 作成日時:2023年2月7日 22時