◇改め3 ページ21
───────「⁈⁈⁈⁈⁈っ⁈」
目が覚めガバっと起きる。
そこは見慣れた部屋…。
まて…我は一体……寝て居ただとっっっっ⁈
ハッとし、横を見ると座って書物を見ていた彼の目と合う。
「てっ帝っ…」
「しっ」
直ぐ様、謝罪を述べようと口を開いたが
静かにするようにと止められる。
視線を向けると自分の手を握り寝息を立てている
彼女が映る。
「途中までお前を運んだのは彼女だ。お前の身を案じ、俺の元へと運んだ」
「そ…そのようなっ」
「礼を言うなら彼女が起きた時に言ってやれ」
「っ…はい」
声のボリュームを抑え話すには距離がいる。
彼女達の近くまで席を移動した。
「お前ともあろう者が、呼び掛けにも応えず目を覚さなかった。酷く心配した」
「もっ…申し訳ありませんっっ」
「ハハっそこは気にするな。良く眠れただろ？顔色はまた随分と良い」
「いえ、このような失態は油断から来た己の甘さ故です。どんな罰でも」
「休息も責務の一つだぞ？全うしたお前を咎める理由はない」
「…しかしっ」
「問題は、何故今日に限ってこのような事が起こったのか…。その問題を先に考えるべきではないのか？」
「……」
「お前は彼女と話していたそうだな？何を話していた」
「他愛のない話しでございます。お互いの好物など、ごく普通の世間話しです」
「…ふむ。眠くなった直前の話しは覚えているか？」
「直前の話し…」
「彼女に、「お前が望むなら我の名を呼べ」と告げました」
「…」
「彼女は我が苦しまぬようにとそう告げました」
「それだけか？」
「はい」
「……」
腕を組み少し考えると彼は一冊の本を魈に渡した。
「これは……」
「彼女がお前に言われ、言葉を記した書物だ。
女性の書物を勝手に拝読するのは気がひけたが、勝手ながら読ませてもらった」
書かれている羅列に目を走らせる。
意図は分からない。分からないがこれらは全て…
「…一見全て単語で書かれているが、これは詩に近い。彼女の日誌にも見える。これは彼女の心偽りのない彼女の本心だ」
「！」
「そして、彼女はこれを見て倒れた」
「っ…⁈」
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葉(プロフ) - わわわわわっ申し訳ありませんんっありがとうございますっっ！気が付きませんでしたっっ！外しましたっっっ！ご報告ありがとうございます！ (2023年2月8日 17時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ！外したほうが良いと思います｡ (2023年2月8日 11時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - あぁあありがとうございますっっ色々書きたい話し沢山あるので頑張って更新出来たらなぁと思います！とても励みになりますご感想ありがとうございました！ (2023年2月7日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - 更新頑張ってください！！！！ (2023年2月7日 16時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - いいですね、この関係性というか話の進み方構成というか、、好きです…… (2023年2月7日 16時) (レス) @page32 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月1日 10時
