◆異界の地3 ページ4
「ふむ…ならば医者に診てもらう必要は無さそうだな…」
「それはそれでどうかと思うけど？」
『ひぃっ⁈』
天真爛漫な可愛いらしい声が突然聞こえた。
彼の後ろからひょっこり顔を出していひひと笑った。
「堂主！戻ったのだな」
(ここの人達はノックと言う事を知らないんだろうか？)
「あーらら、驚かせちゃった？ごめんね〜！
私は胡桃！「往生堂」七十七代目堂主。璃月の葬儀屋をやっているの！よろしくねぇ！」
『そ…葬儀屋⁈…ふ…胡桃さんよろしくお願いします。
私はAと言います』
「やだなぁ〜♪そんな畏まらないで？年齢も近そうだし普通に胡桃って呼んでくれて良いから♫」
『……分かった』
「んふふー♪よしよし！事情は鍾離さんから聞いてるよ？なんならちょっと聞いてたし？」
「盗み聞きか？堂主ともあろうお方が…」
「途中で割って入れる雰囲気じゃなかったんだよ〜(汗)
私なりに空気読んで来たんだし……それより」
「ふむ…」
『？』
な…何だろっ…二人から見つめられてる…
話し、余り聞いて無かったのバレたかな？
「記憶も無いって結構不便だよね？戻るまで家に居てもらおうかなって昨日鍾離さんと話してたんだけど…」
少し申し訳なさそうに言う。
「ここ葬儀屋だし…Aちゃんが気味悪くなければ…」
『えっ…』
そっ…そうか…何も考えてなかった！
こっ困るよねっいきなり見ず知らずの人を介抱してくれたのに、ここに無銭飲食&宿泊するってなればっ
「A…。君が何も悪く思う事は無いんだ。記憶がない娘1人を放置する程、璃月の民は薄情ではないし、せっかく俺達と知り合ったんだ。頼ってくれて構わないんだぞ？」
『いやっそのっ…私お金持って無くてっ…』
「お金？」
「お金？」
お金が通じない⁈流石に通貨ぐらい…
『えっと、宿泊費とか食費とか…えっと』
焦ってワチャワチャしてしまう
「ハハッモラの事か？」
モラって言うんだ…
「この人も持ってないから大丈夫よ」
『えっ？』
「それに、さっきも鍾離さんが言ってたけどそんな事気にしないで？もうお友達でしょ？♪」
『お…お友達？』パァアア
(何、この子可愛いっ)
(……かっ…)
「はいっ♪じゃあ決まり！昨日の今日だし、出掛けてもいいけど無理しない程度ね？明日も鍾離さんに頼むから」
『お友達…』ニコニコ
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葉(プロフ) - わわわわわっ申し訳ありませんんっありがとうございますっっ！気が付きませんでしたっっ！外しましたっっっ！ご報告ありがとうございます！ (2023年2月8日 17時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ！外したほうが良いと思います｡ (2023年2月8日 11時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - あぁあありがとうございますっっ色々書きたい話し沢山あるので頑張って更新出来たらなぁと思います！とても励みになりますご感想ありがとうございました！ (2023年2月7日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - 更新頑張ってください！！！！ (2023年2月7日 16時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - いいですね、この関係性というか話の進み方構成というか、、好きです…… (2023年2月7日 16時) (レス) @page32 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月1日 10時
