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19.一件落着…? ページ20

――――――――――――――――――――Aside

風「うわっ…切られてるし…!!
 大丈夫?痛みとかは?」
貴「私は…だいじょ…ゲホッゲホ…」
風「大丈夫じゃないじゃん!!
 こんな時まで強がんのやめたら?!」

貴「…ごめん…なさい…」

うれしかった。風斗君が来てくれて。
もちろん向こうでチャラい人たちを殴ってる侑介君も。

風「ねぇ侑介!そいつらぼっこぼこにしていいから!
 この子切られてる!!」
侑「言われなくてもッ!!やってんぞッ!!ダラッシャァアア!!」

ガラガシャとものすごい音を立てて殴っている侑介君ですが…
なんか、チャラい人たちが哀れに見えてきます

椿「ダイジョーブ?!」
梓「怪我とかなかった?!」

遅れて椿さん、梓さん、右京さん、雅臣さんなどが出てきて
ひとまず警察をよんで事の収拾は付きました



警「君は救急車が来たらすぐに行くといい。
 こいつらは我々警察が刑を下す」
右「よろしくお願いします」
貴「す、すみませ…あ、いえ、ありがとうございます…」

ペコリとお辞儀をすると、敬礼をしてパトカーに乗り込んでいった

雅「とりあえず応急処置はしたけど…痛む?」
貴「…少し。すみません」
雅「大丈夫だよ。それよりそんなに深い傷じゃなくて良かった」

日向先輩から借りたキャミソールは血に濡れてしまったし
もう着てても変わらないということで脱いで
パーカー1枚の私。

雅「…ごめん…僕、もう部屋戻るね…」

貴「あ…ありがとうございました…ッ!!」

青い顔をしていった雅臣さんが心配…

右「気にすることはありません。いつもああなんです」
貴「へ…?」
右「雅臣兄さん、昔から血が苦手で…」
貴「…なるほど…」

悪いことを、しちゃったなぁ…

そんなことを思っていたら傷口がまた痛み出した。

貴「…ッ、」

立っていられない。

椿「A?!」
梓「大丈夫?!」

みんなの声が遠くに聞こえる―――

視界が真っ黒に塗りつぶされた。

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設定タグ:ブラコン , 朝日奈風斗 , 千華@026   
作品ジャンル:アニメ
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S - とてもいいお話ですね♪これからも頑張って下さい!! (2014年5月11日 13時) (レス) id: bcec243cdc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千華@026 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年4月29日 0時

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