絶望 ページ7
ミストガンside
Aが消えた。それもなんの前触れもなく。
他にもラクサスやガジル、エリック、スティングとローグが消えてしまった。
全員に共通する事は一つ。滅竜魔導士という事。
ミストガン「どうして…」
戦いは終わったハズなのにどうしてこんな事になったのだろうと思っているとそこへエルザが来た。
エルザ「マスター…」
マカロフ「心配かけてすまなかった」
エルザ「いいえ」
メスト「みんな…聞いてくれ…」
メストは今の状況を話し出す。
マカロフ「つまりナツたち滅竜魔導士は時の狭間とやらに閉じ込められている…そこにはアクノロギアの精神体がいると」
グレイ「じゃあ…そこでナツたちが精神体をぶっ倒せば…」
ジュビア「はい」
ビックスロー「ラクサスもいるんだろ?楽勝じゃねーか‼」
しかし相手はアクノロギア。ただの竜にさえ敵わなかったのに竜王を名乗るアクノロギアに勝てるのだろうか。
ミストガン「A…」
考えたくもない不安が頭を埋め尽くす。
ミネルバ「問題はそれだけではない」
ミッドナイト「肉体のアクノロギアがここに向かっている」
カグラ「つまりこの世界の絶望的状況は変わらんという事か」
シャルル「絶望なんかじゃない‼‼ウェンディもきっと戦ってる‼!私たちも戦わなきゃ‼‼」
Aside
冷たい結晶の中でミストガンの声が聞こえた気がした。
A「戦わなきゃ…」
その瞬間結晶が割れた。
ウェンディ「シャルルの声が聞こえた気がして…」
ガジル「オレもレビィやリリーの声がな」
A「幻聴じゃなかったみたいね」
エリック「聞こえてるぞってか…」
どうやら結晶が割れたのは私だけじゃないようだ。
スティング「オレたちの帰りを待つ人たちの声がさ」
ローグ「オレたちに力をくれた」
ラクサス「さぁてやってやろうぜナツ」
ナツ「竜狩りだ」
みんな「「「おおっ‼‼」」」
勝つのは人か竜か。
アクノロギア「教えてやらねばならぬか…なぜ我が竜王と呼ばれるか」
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作者名：二次元少女(笑) | 作成日時：2020年5月7日 21時
