【FAIRY TAIL】翠玉の恋Ⅴ (ページ16)

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永遠の誓いページ16

Aside

教会の大きな扉の前。私は白いウエディングドレスを着て立っている。

A「なんか緊張する…」
ウォーロット「私も緊張しすぎて転んでしまいそうじゃ……というのは冗談じゃ」
A「あはは…」

その隣で私をエスコートするのはウォーロット。私が小さい頃からお世話になってる数少ない人。

ウォーロット「まさかこんな日が来るとは思っていなかった」
A「私もだよ」

音楽が流れ始め、扉が開く。
バージンロードの先にはミストガンが待っていた。

神父「ミストガンさん。あなたは今Aさんを妻とし、神の導きによって夫婦になろうとしています。
汝健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも
これを愛し、敬い、慰め遣え、共に助け合い、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
ミストガン「はい。誓います」
神父「Aさん。あなたは今ミストガンさんを夫とし、神の導きによって夫婦になろうとしています。
汝健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも
これを愛し、敬い、慰め遣え、共に助け合い、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
A「はい。誓います」

一度は別れ、敵としてぶつかり合った私たちだけれど、こうして二人でいれる。
私の人生はまだ始まったばかりだ。

教会に差し込んだ光が翠玉のピアスに反射する。
その輝きはまるで少女の眼のようだった。

THE・END