【FAIRY TAIL】翠玉の恋Ⅴ (ページ12)

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八炎竜ページ12

Aside

ナツ「はあ…はあ…」
アクノロギア「ここまでのようだな。ドラゴン共…この世にドラゴンは一頭も残しておく訳にはいかぬ。それこそが滅竜。我の存在する意味」

私たちは傷だらけで倒れている状態に対し、アクノロギアは傷ひとつない状態だった。

ナツ「クク…ははは。おまえだってドラゴンじゃねーかなかなか面白ェジョークだ。"我"が存在したら竜が一頭残っちまうだろククク…」
アクノロギア「……」
ナツ「それになオレたちは人間だ。竜から力をもらった…それだけの人間だ。うぬぼれんなバカ。
本当のドラゴンはなぁ強くて気高くて…優しいんだ」

全身傷だらけになっているのにもかかわらず立ち上がるナツ。

アクノロギア「我から全てを奪ったドラゴンが優しいだと?
我が家族を喰い、街を焼き、小さな少女さえも殺したそのドラゴンのどこに優しさなどあるものか…くだらん‼‼」

地面が割れるほどの攻撃をしてくるアクノロギア。

ナツ「言っただろ。本当のドラゴンって…ドラゴンにだっていろいろいるさ。オレたち人間と同じようにな。
好きな奴、嫌いな奴、強え奴、弱え奴、悪い奴に優しい奴、そしておまえを倒す奴だ」
アクノロギア「我の攻撃がなぜ…」

きっとナツならアクノロギアを倒せる。

ウェンディ「全員の魔力をナツさんに付加します」
ラクサス「行けナツ…」
ガジル「おまえになら全部任せられる」
A「倒せるのはナツしかいない」
スティング「頼むぜナツさん」
ローグ「オレたちの魔力を」
エリック「全部くれてやる」

ナツが八色の炎を見に纏う。

ナツ「ああ伝わってくる。みんなの力が炎に変わる‼‼これが八炎竜の力だ‼‼」