自作AU作ってみたかっただけ (ページ1)

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1話ページ1

「…はあ、はあ…山道ナメてたぁ…
あ、あとちょっとで、ちょ、頂上か、走ろう！(突然)
うおおおお、おお、お？」
＊ドッ(木の根っこに足を引っ掛ける音)
「ほぁ？穴？ちょっ待っ、
あああああああああああああああああああ！！！？？！」

＊ドサッ
「何の物音だ――
は？人間？」
「キャラ、どうしたの？ってうわ！その子人間！？」
「ああ、そうみたいだな。…まあ、死んでるだろ。ほっとこう」
「いやいやいや！キャラもあの穴から落ちてここに来たけど生きてるじゃん！」
「チッ、しょうがないな。ホームに運ぶぞ」

ここ、どこ？
僕、死んだの？
「残念だがお前は死んでいない」
「ぎゃーーーーー！！！！！！！」
「叫ぶな喚くな転がるな！」
いや、叫ぶだろうが、普通。
目の前に笑顔のまま血管浮かべてる人がいるんだぞ！
とりあえず落ち着くか…(唐突)
じょ、情報を整理しよう。
僕は山道を走っていた。そして木の根っこに足を引っ掛けた。その勢いのまま穴に落ちた。
そして今、謎の部屋にいる。
「僕、アホすぎないか？うん、アホだわ」
「なに自問自答してるんだよ。というか人間は大体バカだろ」
「アホとバカは違うと思うんだけど…それより、君も人間だよね？」
「はぁ～ん？？？」
やばい、地雷だったっぽい。
「キャラ、あの子大丈夫そ――
あ！起きてる！」
「ぎゃーーーーー！！！！！！！」
「ええ？大丈夫？」
「アズ…お前、私と初めてあった時のことを思い出せ…」
んんん？ヤギ…だよね？ヤギ、だとして
二足歩行してるし、喋ってるし、服着てるし
え？(パニック)
ええ？(判断力低下)
えええ？(思考回路停止)
「うん。言いたいことはいっぱいあるんだけど
味方…だよね？」
「人間お前、神経図太いな？」
「うん…味方、というかなんというか」
「安心しろ危害を加えるつもりはない」
「そっか、なら、いいか」
「…人間？」
「もうどうにでもな～れ！」
「「壊れた！！！！！！！！」」
疲れた。僕はもう疲れたよ。今日一日でどんだけ叫んだっけなぁ…
お腹すいたなぁ…眠いなぁ…生きてんのか死んでんのかわかんないや…
夢かな。これは夢なのかもしれない。よくわかんないなぁ…ふふ、ははは、アハハ！
「ハハハ…ハハ、ハハハッハハ！！！！！！！」
「「！！？？！！」」
「ちょっ、アズ！お母さ…トリエルさんを呼んでこい！」
「(お母さんでいいのになぁ…)わかった！」
「ハハハハ、はああぁ…うっ…ううう、うわあああああん！」
「アズ早く！」

続く