第41話 ページ43
※※※
天方「そんなの無理に決まってるでしょ！」
職員室で天方は否定する
渚「え〜何でですか？」
天方「何でも何も新設の、しかも何も実績のないクラブにそんなにたくさんの部費が出るわけないでしょ？」
千歳「確かにそうですよね…」
千歳は苦笑いを漏らす
天方「聖書の一説にもあります」
千歳「先生、聖書のことはいいですから」
天方「…はい」
天方は肩をすくめる
江「つまり、実績を残せばいいことですか？」
天方「そうね、部費がたくさん欲しければそれが一番手っ取り早い方法かしら？」
遙「実績…」
遙は呟く
真琴「それじゃ、夏の大会で結果を出せば？」
天方「二学期の予算会議で申請が通るかも。でも会議でアピールするならせめて選手四人いないと弱いわね」
遙「選手…あと１人…」
遙の様子に千歳は気づく
千歳「ハル？」
すると遙は急に教室を飛び出した
渚「何かハルちゃんがやる気満々に！」
遙を追ってみると彼は廊下にいる一年の男子二人の前に足を止めた
遙「おい！」
遙に気づいた二人は「ひっ！」と驚く
遙「これやるから水泳部に入れ」
自分で作ったイワトビちゃんを彼らに見せる
勧誘のつもりだろう
だが一年生二人は
一年「いりません」
と言い残し去って行った
渚「あちゃ〜」
真琴「ダメだ、あれが今のハルの精一杯」
渚「ハルちゃん！どんまい！」
遙は4人のもとへ戻ってくると千歳の前に立った
千歳「ざ、残念だったね…」
わずかに表情が暗かった
遙「千歳…」
千歳「だ、大丈夫だよ！次は絶対見つかるから！ね？」
千歳は遙の両手を握り、エールを送ったのだった
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
