第22話 10/14訂正 ページ24
千歳side
するとハルは江ちゃんに気づいた
渚「そうか、ハルちゃんは昨日会ってなかったよね？凛ちゃんの妹だよ」
江「どうも、お久しぶりです」
千歳「ハル覚えてる？」
遙「松岡…」
ハルは江ちゃんをじっと見つめる
江ちゃんは自分の名前がどっちで呼ばれるか息を呑んだ
遙「コウ」
「コウ」の方で呼ばれ江ちゃんは表情をパアッと明るくさせた
江「はい！昨日は兄が失礼しました」
遙「別に」
ハルは気にしていなさそうに素っ気なく答えた
パーカを着てエプロンを付けた後、台所へ向かう
真琴「あ、お茶入れるならスルメイカあるよ！」
渚「え〜？チョコのほうがよくない？」
遙「じゃあ、真ん中とって鯖」
千歳「全然真ん中じゃないよハル」
私はイカを焼く遙の後ろ姿をを眺めていると、江ちゃんはあるものに気づく
江「これって…」
真琴「ああ、それは昔4人でとったトロフィーなんだけどこの間凛にいらないって言われちゃって・・」
江ちゃんはトロフィーのそばにあった写真を手に取る
江「みんな笑ってる…」
真琴「まっ、ハルだけは笑ってないけど」
千歳「いつも無愛想だし」
渚「でもハルちゃんはいつも、心の中で笑ってるんだよ！」
渚君の言葉に江ちゃんはクスリと笑った
江「そのいい方だとなんか悪い人みたい」
私たちも江ちゃんにつられて微笑む
真琴「そういえば、凛はこの四年間一度も日本に帰ってこなかったの？」
江「え？毎年お正月には帰ってましたよ？」
真琴と渚君と私は驚いた
凛が正月にこっちに帰っていたことが初耳だった
渚「そうだったの？！僕たちには何も連絡なかったよ！それひどくない？！」
江「けど、去年お兄ちゃん千歳先輩に会いに行くと言ってたんですが…」
千歳「えっ、私に？」
江ちゃんの言葉に私はキョトンとする
江「はい。私にはそう言っていたんですけど…会いに来ましたか？」
千歳「いや、うちには来てないけど…そうだったんだ」
私はSCで会った時の凛の顔が不意に脳裏によぎり、どうしてあんな態度になってしまったのか再び疑問が浮かんできたのだった
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
