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153話 ページ13

『それなら良かった。』


凛「ああちょっと待て江。」


江「ん?」


凛「これ渡しとく。」


江「これ、お父さんの…。」


『…ホントだ。』
あれ…?でもこれ何処かで見た気が…?


凛「俺にはもう必要ねぇ。大事にしまっとけ。それか岩鳶SCにまた飾ってもらえれば親父も喜ぶかもな。」涙を浮かべながら


江「!うん!!今日はお互い頑張ろう!」


凛「生意気言ってんじゃねー。行くぞ。」


江「はーい。A行こ。」


『うん。でも凛私達も頑張るからね?』


凛「…っ!ああ。」


江「あ、待ってよ!おにいちゃん!A!」


県大会会場

渚「去年の夏以来だね〜この会場。う〜燃えてきたー!」


怜「去年は緊張のあまり寝不足でしたが今年の僕は違う!体調管理も万全です!」


渚「怜ちゃん少しは心臓に毛が生えた?」


『それは良かったわ?』


怜「ッAさん!それより渚くん、やめてください!そんな美しく無いもの生えてませんよ!」


江「みなさーん!こっちです‼」


真琴、遙、渚、怜「おはようございます!」


天方「おはよう皆。」


笹部「今日はガッツリ応援してやっからな!」


??「おはようございます!」


皆声のした方を向く


渚「あっ!凛ちゃん達だ!」


『間に合ったんだ。』


怜「あれは、御子柴部長⁉」


部長「久しぶりだなお前達‼俺が居なくてもしっかりやってたか?!」


鮫柄「おっす!」


百「兄ちゃんわざわざ応援なんて来んなよな。」


部長「おっ?どうした百太郎!遠慮はいらん!この俺を乗り越えてこそ真のアスリートだー‼」


百「うぇあ!痛ってー!いてーよ兄ちゃん‼はあ!」


部長「ん?」


御子柴兄弟「「江さん!」」


兄弟「えっ?」


凛「はぁ…。」頭に手を当てる


江「あー…それじゃ私達は行きましょうか?」


『うん、それが安全。』←
江の。←


真琴「うん。そうだね。」


渚「わぁ…今年も色んな学校が来てるねー!」


江【約1年ぶりの大会場やっぱりすごい!】


『…江。』
思ってる事だだ漏れ…


環「あー!」


江【生で見る筋肉…だめ興奮しちゃ…ここはぐっと堪えて耐えるのよ江!】


『江…凄い汗。』
筋肉にたえれるかな…?


怜「どうしたんです?江さん。」


遙「気分でも悪いのか?」


渚「うぇ?!江ちゃんの大好きな筋肉がこんなにいっぱいあるのに?」


『あっ!渚‼』


渚「え?」


江「私、願かけしたんです。」

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作者名:reina | 作成日時:2017年11月25日 23時

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