長月夜の妹は6 (ページ29)

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昼休みになり４組に居る陽葵と麻里奈を呼びに行く

『失礼します。佐野陽葵ちゃんと麻里奈ちゃん居ますか？』

陽葵「Aちゃん！？」

麻里奈「来てくれたんですか！？」

『ふふ、採寸とか歌決めもだけど…一緒にお昼食べたいと思って。ﾆｺ

……どう…かな？‪(⸝⸝›_‹⸝⸝)‬』

持って来ていたお弁当を片手に照れた様子で首を傾げるAに4組のその場にいた生徒が全員が可愛い…とつい思ってしまう

麻里奈「も、勿論！！」

陽葵「私たちで良ければ！」

『んふふ、鏡花と伊澄も一緒なの。
先生からも服の採寸をするって言ったら空き教室を借りれたから行きましょう。ﾆｺ』

麻里奈「うん！ほら、陽葵！」

陽葵「わ、分かってる！！」

鏡花「A、早くしないとご飯の時間も採寸時間も無くなるよ？？」

『あ、はーい！』

伊澄「Aさっきスマホに電話来てたよ？」

はい、とスマホと鞄を伊澄が渡す

『電話？』
誰だ…始さん……？え、何故？！

そう思っているともう一度電話が掛かってくる

『はい！如何なさいました！？』

鏡花「如何なさいました……？笑」
伊澄「ふふ、笑」

その場にいた皆が意味の分からない言葉に笑いそうになる

始「ふっ笑どうしたんだ？笑」

『や、いや、だって電話とかあんまりきた事ないから驚いちゃって。』

始「確かにな。悪いんだが実は手伝って欲しい事があってな。今日ドラマの撮影5時から11時過ぎまでの間に休憩でどれくらい空きそうだ？」

『うーん、多分6時から7時までに1時間ちょっと空くと思います。ちょうど夕飯時なのもあるし。』

始「ならその時間に恋と春の誕生日プレゼントを買うのを手伝ってくれないか？」

『あーいいですよ。私も買おうと思ってたし。スタジオ同じ局でしょ？近くにいい場所あるので行きましょ！笑』

始「悪いな。ありがとう、学校の時間に悪いな。」

『いーえ。今昼休みだし私もはー君に相談したい事あったので。』

始「はー君ってなんだ？それはそれで可愛いが……」

『ありがと♪んー。まぁそれも後で説明しますよ。笑じゃあお昼食べる時間無くなるからまた後でメールするね。』

始「あぁ。じゃあな」

じゃあね〜。と言って電話を切り何事も無かったかのように早く行こーと言いその場から離れる