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「うわーよくこんな高熱で動けたな〜(苦笑)」


「本当ですよ!柚菜さんちゃんと体調の悪い日は言って頂かないと!」


『すみません……』



安室透もとい降谷零が迎えに来てくれるより先にアイナナメンバーの方が先に帰ってきた


大和「それで?迎えに来てくれるって言う幼馴染みはまだ?」


一織「えぇ…忙しいのでしょうか?」


『……彼今日は県外の予定ですから…』
私が行く筈だった組織の仕事…多分ゼロに渡った……


絶対怒られる……。こんな風に仕事に穴を開けるなんてゼロの人間として絶対に許されない



陸「柚菜さん苦しくない?」


『えぇ、平気です。ただ……そんなに大勢いらっしゃると落ち着きません…』


壮五「で、ですよね。(苦笑)」


大和「んじゃ俺達はリビングに居るからなんかあれば呼べよな。」


陸「あ、俺は隣に居てもいいですか?」


大和「あーまぁそうだな。いいぞ、陸。ニコ」


陸「やった。ありがとう大和さん!」






大和さん達に無理言っちゃったかな??


でもさっき泣いた姿も俺しか知らないし、皆が柚菜さんと居たら知るかもしれない……


それだけは嫌だ。



初めて柚菜さんをカフェで見た時、すごく綺麗で可愛くて…最初は俺より年下だとばかり思ってた。


万理さんの知り合いで年齢知った時は驚いたけど…話す事すら出来ないような雲の上みたいな人と隣にいて話す事も出来るのが凄く嬉しかった


いつも優しくて…多分俺より……ううん、俺達より強い気がする。


だってさっき体拭いた時に腹筋とか筋肉結構あったし…///


何があったのか聞けないけど…


柚菜さんは何か隠してる。


多分まだ俺達には言えない事。


でも多分寂しいのは苦手な気がする



だって手を握ったら苦しそうな顔が優しい顔になるしさっきもなんでか謝ってたけどあの謝り方何となく知ってる。


俺が天にぃと離れる事になる前もあんな感じの事があったから…



陸「俺が隣で支えられたらいいのに……」



咄嗟に出た言葉が陸の心をギュッと締める



もっともっと知りたい…柚菜さんの事


陸「柚菜さん、俺柚菜さんが好きです。
俺に柚菜さんの事教えて……恋人に…なれるならなりたいです。」



凄い事を言ってるのは分かってた


でも熱で意識が無い時しか言えない


起きてる時に言ったら“ごめんなさい”って言葉が返ってくると思うから

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作者名:reina | 作成日時:2020年7月26日 22時

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