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＊第３５話 『儚く…もろい』 ページ13
蘭「落ち着いたか？」
貴「ぅん…何だか…眠たく」
私は２人に包まれたまま、拒むことなく意識を手放した
美風藍ｓｉｄｅ
美「寝たね…」
そっと髪をなでる
蘭「脆い花だな」
美「そうだね。すぐ散ってしまいそうだ」
蘭「俺たちがばらばらになっちまって、こいつはそんなに気にしてくれてたんだな」
美「そうだね。やっぱり僕たちのお姫様にふさわしいね」
蘭「俺も寝みぃし寝るか」
美「なら、僕もそうするよ」
きっと隣いなかったら起きた時優香は混乱してしまいそうだからね
きっと僕たちが守り抜いて見せるんだ
もう、手放しなんてしないよ
――――――――――――続く―――――――――――――――――――
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作者名：きょうや | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/gamu/
作成日時：2014年1月1日 17時
