【カゲプロ】信じ合えば、きっと。3 (ページ29)

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第九十三話ページ29

あれから一週間が経ったものの、

A「…。」

結局、クロハは現れる事はなかった。

昼間は結構暇なので、女子の方達＋ヒビヤくんとトランプゲームをしている。

マリー「Aちゃんがんばれ！」

A「これで…私の勝ち？」

エネ「勝ちですよ！Aさん！」

モモ「うわーっ！！また私の負け！？」

ヒビヤ「うるさいよ、おば…モモの性質だからじゃないの？」

モモ「性質って何！？てかヒビやくん、今おばさんって言いかけたよね！？」

ヒビヤ「細かい事は気にしなくていいから…。」

モモ「良くなーい！私アイドルなんだよ？！」

モモちゃんとヒビやくんの言い争いが多発しながらも、続行していく。

マリーちゃんは、トランプのルールを理解した後、慣れたのか大分強くなっていた。

A「そういえばキドってどこ行ったの？」

ふとキドがいない事に気づき、カノに尋ねる。

カノ「ああ、キドね。キドなら買い物か散歩かな？」

A「え、どっちかじゃないの？」

カノ「うん、なんか『ちょっと出かけてくる』って言ってたからね。」

A「ふーん。」

キドは常に出かけているため、中々会う時間がない。

いつかトランプゲームとかを一緒にしてみたいものだ。