【ヒロアカ×FT】元滅竜魔法（とその他諸々）の使い手は幻のヒーローであの人の妹らしい

7話 ページ8

おぉ・・・

見事にオールマイトだらけ。

大好きなんだね。

分かるよ。

「じゃあ僕は床で寝るかr「え？一緒に寝ないの？」へっ！？」

「・・・やっぱり今日知り合った赤の他人みたいな人と一緒には寝たく無いよね。

ごm「違う違うそういう事じゃなくて！」

「じゃあ如何いう事？」

「・・・今日初めて会った赤の他人みたいな男とは一緒には寝たく無いよね

って思ってて。」

「・・・考えた事一緒だね。」

「そうだね。」

やっぱり双子なんだなぁ・・・

と改めて感じると同時に笑いが込み上げて来た。

「ふふ・・・ふっ、ふふふふ・・・あはははは！」

「A！？」

「いや、何か、笑い止まらなくて」ｸｽｸｽ

「・・・クスッ。」《可愛いなぁ》

「あ、意外と時間経ってた！寝なきゃ！」

「えっと、結局如何するの？」

「私としては一緒に寝たいんだけど・・・」

「じゃあ一緒に寝ようか。」

「うん！」

・・・そういえば出久は、この痣を、出久は怖がったりしないかな？

「じゃあ電気消すね。」

「ありがと。」

【パチッ】

・・・電気が消えて真っ暗になった。

少し怖くて無意識に出久のパジャマの端っこをそっと掴む。

「如何したの？」

「ねぇ出久。

私の左手の甲のこの痣怖く、無い？」

昔、施設で言われた事を鮮明に覚えている。

《妖精みたいな形で気持ち悪い》

凄く、ショックだった。

今はあまり思い出せていないけどこの痣

いや、紋章は家族の一員である証だったから。

私がその時知っていた唯一の繋がりだったから。

其れ以降ずっと左手に手袋を付けて隠していた。

だけど

家族に隠し事はしたく無かった。

ギュッと目を瞑って答えを待った。

すると・・・

「妖精みたいで素敵だね。」

8話→←6話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す