能力学校の1人の子 第3章

29話 ページ30

『ねぇ！！もう終わり！？』

nqrse「あらき！！逃げろ！」

あら「なる…せ…」


あらきはボロボロ、nqrseもボロボロ





これは…もういいよね？









・









『…そこで見てんでしょ、luz』




nqrse「は…？」






木陰から隠れてたのは、luz



luzは静かに出てきた









luz「…もうやめて、nqrse、あらき」


nqrse「なんでっだよ！！俺はっ！」

luz「nqrse達が僕のこと思ってやってくれてんのは知ってる。でも…僕は今の生活が楽しい。だから…帰りたくない」






『…だってよ』




nqrse「んだよっ、それ…」



luz「ごめんな」









・









あら「俺らは…もう…終わりってことか…？」

nqrse「だな…」



『…あんたらに聞くよ』

nqrse「あ？っ…！」


僕は飛んでnqrseの前へ行く


そしてnqrseのあごをクイッと持ち上げる









・









『…地に戻る？ここに居る？』



nqrse「どういう…こと…」



『2人が逆らった僕のお父さんの所に戻る？それともここで暮らす？って聞いてんの』



あら「それは…！」




『別に僕はいいよ。luzも2人が消えるの怖いみたいだし。ほら今も手震えてるでしょ』




luz「…！！気付いとったん…？」


『まぁね』









・









『問うよ。luzと一緒に居たい？』




nqrse「んなのっ！！はいに決まってんだろ！」

あら「…俺もっ！」



『…そう』




僕は回復の呪文を唱えて2人の傷を癒した









・









・









『なら今日からあんたらも現のヒトだ』









・









『よろしくな、nqrse。あらき』

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