19話 ページ19
歌詞太郎side
−−−−−−
センラ君達はまだ自我を持っている…?いや、違う、自我は失ったはずだ。じゃあ…なんで…?
「…もしかして」
栞「歌詞さん?」
「早くしないとAが危ない」
96「ちょ、それどういうことなん!?」
「ルミエールの能力は
「これは使い方によっては人をああいう人形にしたり元の姿に戻すことが出来る」
「今のAがアクマなら…戻っているはず。元天使長のサクヤに」
うら「元…!?」
「うん、サクヤは元天使長。サクヤは堕ちたんだよ。あの時ろんちゃんに声をかけたアクマはサクヤだったと思う。口調は違うかったけど」
ろん「!あの時!私が戻った時ですか…?」
「うん、その時だよ」
セン「ウゥ…ァァ…」
時間は無いか…一か八かやってみるしかないみたい
「皆、僕の後ろに下がって」
そう言うとクロウとユキとゼロを連れて後ろに下がる
「…まだ残っててよ、俺の力」
少しで良い、少しだけで良い、あの子達のことを救えるのなら
僕は
・
・
アクマの力を使う
「…ゼロ頼んだ」
ゼロ「…能力再起」
そう言うと僕の周りから黒い霧が出てくる
一瞬で良い、すぐ終わらす
・
「…消えて無くなれ。そして自分を戻せ。
そう言うと僕を包んでいた霧が一斉にセンラ君達の元へいく
「はぁ、はぁっ…はぁ…」
流石に久しぶりに使うと無理だったか?
ううん、無理だとしてもまたやる
・
黒い霧が晴れ、無くなった。
センラ君達は…
・
・
セン「…うっ…あぁ…皆…?」
天月「いったぁ…」
さと「ここ…どこ…」
莉犬「うぅ…」
戻っていた
「良かったぁ…」
僕は皆のようにセンラ君達に駆け寄ろうとした
でも、くらっと転けそうになった
ゼロ「無理しすぎだ」
ゼロが僕の服の裾を噛んで止めてくれた
「あはは…ありがと、ゼロ」
ろん「歌詞さん、回復しますんで待ってください!」
「うん、ありがとう」
皆は笑ってる
でも本当はここからなんだよ
・
・
まだルミエールを救えてないじゃないか
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狐の尻尾(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます。1章から…!長かったですよね…wわー!ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月2日 22時) (レス) id: 49311eb41b (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 面白すぎます!!ついつい面白すぎて1章から全部1時間ぐらいで読み終わりました!更新楽しみに待っていますね! (2019年11月2日 22時) (レス) id: f98c43d073 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - 桜絢音さん» コメントありがとうございます。1章から読んでくださってるんですか…!ありがとうございます…!はい!これからもがんばらさせていただきます! (2019年8月9日 18時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
桜絢音 - 1章からずっと読んでて..ずっとコメントするタイミングが見つからず、やっとコメントすることができました。能力系が大好きなので、とても面白いです!これからも無理のない程度に更新頑張って下さい! (2019年8月9日 18時) (レス) id: 3fcbdcb4e7 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。そんなに泣かれたのですか…目が腫れないよう気を付けてください…更新、頑張ります! (2019年4月17日 22時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2018年12月1日 15時