関西弁の声優さんPart2

6話（リク） ページ6

夜遊びが終わってからある人から電話が来た









『もしもし？』



小野D「久しぶり、Aちゃん」

『お、小野さん！？え、どうしました？』

小野D「元気にしてるかなってのと、お願いがあるんだけど」

『あ、はい何でしょう』


小野D「DGS出て欲しいんだけど、ダメかな？」

『え、私がですか！？』

小野D「うん。Aちゃんが。神谷さんには許可取ってるし、スタッフさんにも取ってある」


『え、私なんかが出ていいんですか…？』

小野D「Aちゃんがいいの」



私なんかが出たら荒れてしまうかもしれない

でも、私としては出たい。









・









『…じゃあ、お願いします』

小野D「…うん。わかった。明日なんだけど大丈夫？」

『大丈夫です。では』

小野D「うん。また明日」









ツーツーツー









『…なんでなんや』






『私が狙われてるの知ってんのになんでなん…』




『私と関係したら…皆が…狙われんのに…！！』









私はその場に立ち尽くした









夜の空を見上げていると、ポツポツと雨が降って来た









・









・









私は頬に流れた涙を流すように雨に濡れた









・









・









・









羽ノ間「A！！！！！！」




『…雷李』

羽ノ間「なんで傘もさしてないの！？あぁほら濡れてる！！風邪ひくわよ！？」

『…なんで皆は私に関わんの…？』


『なぁ…雷李…私に関わったら百野に狙われんのに…なんで…っ…』


私は雷李に問いかけた









羽ノ間「Aのことが大切で、大好きだからよ！！」

雷李は私のことを強く抱きしめる





羽ノ間「お前は俺のこんなとこを知っても大切に思ってくれただろ…？それと同じだよ…！」

羽ノ間「Aのことを信じてるから、大切だから、大好きだから、皆はお前のことを守るんだよ…！！」


羽ノ間「だから自分を責めるな…。頼むから…！」


雷李は片手で私を強く抱き締め片手で傘をさす









『…あり…っ…がと…』




雷李が傘をさし濡れる私にタオルをくれる








『…私さ、DGSに出ることになった』


『もう逃げへん。もう当たって行く』



『…雷李もよろしくな』








羽ノ間「…もちろんよ」


そう言い私は睡魔に襲われ寝てしまった

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