歌い手さんの短編集（？）

歳下 夢主side ページ35

私の彼氏は歳上だ。って言っても年の差は3歳。
だからこその悩みがある。









頼ったりしてくれないのだ。







『歌ってみた手伝うよ？』
そら「んー、大丈夫」




『MIX手伝うよ？』
そら「んー、大丈夫」




『そろそろ寝ないの？』
そら「んー、大丈夫」


ね？さすがに寂しくなるし悲しくなる。
これがさ、1日とかじゃなくて1週間とか続いてみ？やべぇよ

なので、今日はお話をしたいと思います。









『そらる、話がある』
そら「んー？」

『手ぇ止めて』
そう言うとパソコンの手を止めてこちらへ向く




そら「…ん？どうしたの？」








『歳下ってそんなに頼れへん？』

そら「え？」


『最近、私が手伝おか？とか言っても大丈夫で終わるし、睡眠時間も削ってるやん。そんなに歳下って頼りないか？頼れへんか？』

目が潤んできてポロポロと涙が頬をつたっていく



そら「え、あ、ちょ」
そらるも驚いているみたいだ


『そらるは歳上やし何でも1人でしたいんはわかる。で、も、けど、な？彼女と、して、は、寂し、いん、や』


『もう、少し、頼っ、てほし、い。そら、るが倒れ、そ、うで、怖いん、や。私、は必、要ない、か？私が、歳下や、か、ら無理、なん、か？

私は、いいひん、く…っ…』






そらるがいきなり抱き締めてきた









そら「それ以上言わないで」




怒ったような口調で喋りかけてくる

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