歌い手さんの短編集（？）

寂しいお話 志麻side ページ17

流石に言いすぎたかな…
さっき、Aが出て行った。俺がAより凛ちゃんの方が大切言うたからやと思う。


「…探しに行こ」









「はぁ…見つか…らん…」

さっきから俺は走って探しているから息が切れて喉が乾いた。

「…くっそ…なんであん時…」







ﾌﾞｰﾌﾞｰ



「ん？通知？さかたん？」






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となりの坂田。@浦島坂田船
@sakata

夜とゲーセン来た！
遊ぶ！

〈2人のピースの写真〉
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「まじか…よりによってさかたんって…！」
さかたんは確かまだAのこと好きやったと思う。本人は気づいてないけど







ﾌﾞｰﾌﾞｰ


「次は誰やねん…」


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夜☾インダス欲しい
@starnight

さかたんとゲーセンなう。
負けたらスタバ奢りで。

〈さかたんがクレーンゲームを頑張ってる写真〉
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「あいつ…！！」






志麻おい、坂田
さかたん何や?
志麻手ぇ出すなよ
さかたんそれはわからんな!まぁ手ぇ出したとしてもまーしぃが悪いやん
さかたんAに寂しい思いさせたんまーしぃやん。
志麻そうやけど!Aは俺のもんや
さかたんわかった、でも今はAのこと貸してもらうしな!?
志麻納得いかんけどわかった、頼んだ
さかたんはーい。


「俺のせいか…待っとかなあかんよな」

そう言って俺は走ってきた道を歩いて戻った

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