片方無くてもバスケはできる (ページ18)

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18話ページ18

次は陽泉

『おはよーございます…』

『…ゴリラ？』

「ゴリラじゃねぇ！！！！」

「お前wwwおもしれぇwwww」

氷室「やぁA、おはよう」

そう言い髪を触ってくる

『はーい、後でにして。その子は？』

氷室「敦、朝だよ？起きないと」

紫原「んー…まだ寝る…」

「紫原は起きないアルね」

『えぇ……？あ、ねぇ辰也、紫原君ってお菓子好き？』

氷室「敦かい？好きだけれど…」

『なら、これ食べる？新作のまいうー棒なんだけど私こういうの苦手でさ。さっき職員さん？みたいな人から貰ったんだけど…』

そう言うと紫原君はムクっと起き上がる

紫原「それ、新発売で手に入らなかったやつ…貰ってもいいのー？」

『うん。紫原君が良ければだけど』

紫原「わーい、ありがとーAちん」

『？？』

氷室「良かったねA」

『これは良いのか？w』

あ、やべ…そろそろ行かなきゃ

『んじゃ！朝ご飯出来てる！』

・

・

・

洛山は赤司がいるから起きてるだろう…一応行くか

『起きてますか…』

赤司「やぁA」

『わっ！？！？！？赤司か…びっくりした…』

赤司「驚かせるつもりは無かった。すまないね」

『大丈夫だよ』

よっと…と言いながら起き上がる

『やっぱり全員起きてる？』

赤司「あぁ、起こしておいた」

『ありがとね、赤司』

赤司「大丈夫だ」

『やっば…テツヤの髪の毛直さなくちゃ』

『朝ご飯出来てるからね』

赤司「あぁ、ありがとう」

・

・

『テツヤ、じっとして？』

黒子「少しくすぐったいです」

『我慢して』

『…よし、終わったよ。バスケしておいで』

黒子「ありがとうございます。Aさんは？」

『私も後で行くよ』

黒子「わかりました」

そう言ってテツヤは背を向け体育館へ向かった