「フェアリーテイル」影竜もついに恋をするようで…！？

「25」〜関係ない〜 ページ29

ローグside



…はぁ今日も疲れたな………。




アイリが帰ってきて色々な事があった。






というよりも、あれだ。





スティングがアイリを好きだとはな。


正直、驚いたものだ。






でも、俺には関係のないことだ。






『恋』など、するわけがない。



この俺が…







？「何してんだよ、ローグ」


ローグ「…スティングか」




スティ「さっきから、水ジャージャー流して、
うるせーっつーの。」




ローグ「だったら聞かなければいいだろう」




俺は、濡れた顔でスティングを見る。



ローグ「その様子じゃ、何かあってのことで、ここに
来たんだろう？」


スティ「そうだ。マスターが呼んでんだよ」



ローグ「マスターが？」


スティ「大魔道演武の事だろうな」


ローグ「…」


大魔道演武…か




もう、3ヵ月しかないな…。


案ずることはない。



勝つ事は、もう目に見えている。









スティ「優勝が絶対条件だ。」


ローグ「ああ、分かっている。」



スティ「最近、お前考え事ばっかしてんじゃねーかよ
試合に支障出すんじゃねーぞ」


ローグ「！」




やはり…か



こいつには、悟られていたのか。




スティ「俺は、絶対にナツさんに勝つ！…そして、
レクターを認めさせるんだ。」


ローグ「勝手にしろ。要件はそれだけか？悪いが
1人にしてくれ。」




スティ「あと、〜〜〜〜〜」





ローグ「！！！」



スティ「んな訳だから、早く来いよ。じゃねーと俺が
マスターに怒られるからな」



ローグ「…」




そう言い残し、スティングは出ていった。






ローグ「俺には、関係ない。」




フロ「ローグゥ…」


洗面台の横から、フロッシュが出てきた。





起こしてしまったのか…




ちょうどいい、フロッシュも起きた事だし、


マスターのところに行くか。

「26」〜理想〜→←〜★新作★〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す