「フェアリーテイル」影竜もついに恋をするようで…！？

「21」〜ローグの気持ち〜 ページ23

ローグside

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ローグ「…ん」

何か…暖かい……？


まだ、寝ぼけているんだな…。







俺は、重たいまぶたを開いた。


だいぶ、寝てしまったようだ。



だが、しっかり寝たおかげなのか、

体がとてもリラックスしているような

気がする。



ふと、俺の隣に暖かいものが動く感じがした。




ローグ「何だ…？」



隣を見てみる。









……すると、


アイリ「-о-…」



フロ「-о-…」



ローグ「？？！」


アイリとフロッシュが俺の隣で

寝ている…だと？！



な、何故ここに居る？！



い、居てはいけないという訳ではないが…


そもそも、何故アイリの上着が、

俺にかかっているんだ？





何故、一緒に寝ているんだ？？






俺はパニック状態だった。





慌てていると、むくり…とアイリが

目を覚ました。






フロッシュは、まだ眠ったままだが。


アイリ「ん…ローグおはよぅ…」



ローグ「んなっ////」


………………ドクッ









…きた。



またこれだ。






今度は何か、胸が沸騰しそうな感覚に…！？



体も何か、熱を帯びている感じだ。









なんなんだ？


これは一体？







アイリ「ローグも起きたんだぁ…」


…………ドクッ



アイリが喋る度に…ぶわっと、

胸の何かが沸騰しそうになる。


顔が特に、熱を帯びていて、爆発しそうだ。


………ドクッ



前、フロッシュに聞いたことがある。


あいつも『恋』というものをしていたらしい。


その時は、『その人』の事ばかりを

考えていて、








『その人』と喋ったり、顔を見たり、

『その人』に話かけられたりするだけで、

ドキドキして苦しくなる…と。





そして、胸がぐっ、とくる感覚を

覚えたらしい。






フロッシュの話を正確にたどると、見えてくるものが

自分にも分かる。







これは…『ドキドキ』というもの……？


じゃあ…誰に…………？









そんなの決まってる………

アイリに…しかない。




じゃあ、この胸がぐっ、とくる苦しさは…？






これも、あれも、ああなるのも全部…









俺が、アイリを『好き』だから？







アイリに『恋』をしているから…………？









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やっと、ローグが自分の気持ちに気づきました！


これからの2人の関係を書くのが、

楽しみでたまりません！！



これからも、どうぞ宜しくお願いします*^^*

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