「15」〜楽しい時間1〜 ページ17
アイリside
私は今、フロッシュと遊んでいる。
場所は、私の部屋。
さっきまでは、絵本を読んでいたが、
飽きてしまったみたいで
今は、一緒にお絵描きをしているところである。
フロ「見て〜アイリ〜チューリップ描いたの〜!」
フロッシュのスケッチブックには、クレヨンで
赤、青、黄、の
チューリップが描かれていた。
アイリ「おお!綺麗だな!」
フロ「わぁ〜ありがとう〜!もっとたくさん描いて
アイリに見せる〜」
アイリ「お、また新しいの描くのか!楽しみだな!」
私は、フロッシュを撫でた。
すると、フロッシュは気持ち良さそうに
目を細めた。
フロッシュのお絵描きに使っているスケッチブックは、
私がプレゼントしたものだ。
お絵描きをするのが好きという事と、
絵本を読んでもらうのが好きという事を
ローグから教えてもらったのだ。
この、スケッチブックもフロッシュの好みに
合うようにとローグと一緒に選んだものだった。
可愛いお花の絵がついたものだ。
これに、フロッシュは興味をもったのか、
ずっと花ばかり描いているのだ。
フロ「ふふ〜♪」
ご機嫌そうに、花を描いているフロッシュ。
…見ているだけで、癒されるとはこの事を
指すのだろうか?
フロ「アイリ見て〜出来たの〜!」
フロッシュが自慢げにスケッチブックを
こちらに向ける。
アイリ「これは、たんぽぽ…?」
フロ「正解〜!フローたんぽぽ好き!」
アイリ「そうか、そうか。何処が好きなんだ?」
フロ「お花の時も好きだけど、綿毛に
なったところが一番好き〜!」
アイリ「ああ、それは分かるぞ!」
そういえば、少し前、近くの公園にフロッシュを
連れて行った時、たんぽぽの事を教えたんだっけ?
覚えててくれたんだな。
それにしても、フロッシュが綿毛をふうぅ〜ってする所、
可愛いかったなぁー。
…よし、また今度連れて行ってやろう!
フロ「アイリ〜」
ふと、フロッシュが私を呼んだ。
アイリ「何だ?フロッシュ??」
私が問うと、フロッシュは、
フロ「アイリ、最近元気ない気がするの〜」
…と、目元を下げながら言った。
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にく - 大舞踊演舞じゃなくて大魔闘演武ですよ! (2017年6月5日 17時) (レス) id: fa3843845b (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - ローグ大好きです!結婚したいくらいに!! (2016年5月19日 21時) (レス) id: 0797eba6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ローグ・チェーニ(プロフ) - すみーさん» それな(*`∀´*)つーか、続きとかが気になるわー (2016年3月28日 19時) (レス) id: 1be28d3238 (このIDを非表示/違反報告)
すみー - フェアリーテイルの最終回よかった(*^-^*) (2016年3月28日 17時) (レス) id: 74fc3edac7 (このIDを非表示/違反報告)
ローグ・チェーニ(プロフ) - ラハルさん» うわわわわわ!ありがとうございます…!!あの、大丈夫ですか?!泣きそうになったなんて、私にはそんな文章力ないですよ!新作の方のリクエストありがとうございます!さっそく制作しに行って来ますね! (2016年3月27日 19時) (レス) id: 1be28d3238 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ローグ・チェーニ x他1人 | 作成日時:2016年3月13日 20時