ガロちゃんとケロちゃん ページ12
「うっわ！お前も動くんかい！」
「普段は動かないよう言われているからな。流石に魔力を極力隠してはいたがこの距離だと気づかれたようだな」
「当たり前やろが！！！これでもケルベロスやで？！甘くみんなや！！！」
いつまでも終わらない言い合いに疲れてきたのか
ガロちゃんがこちらを向いて助けを求めてきた。
「別に甘く見てるわけじゃ…？Aどうしたらいいか」
『んーっと、ケロちゃんはわたしに何か聞きたいことがあるんじゃないの？』
そういって話題をわたしの方へと向けさせる。
「せや！お前はいったいナニモンなんや？！こやつにしろお前にしろクロウに似た魔力…ちょっとちゃうけど、もってるやろが！」
「なんだお前、聞いてないのか？クロウのなくなる前に仲良くしていた魔女がいただろう？その中の一人だA。この世に転生しても名前は変わらなかったようだ。」
「ええ？！いや、クロウがそんなような話はよくしてはいたけど、そんな、まさか…転生してるなんて思わへんやろ！…ってことはA…もしかして…」
「ああ、天の鍵と天地のカードを使用できる。」
「まじかいな！！なんで言わんかったんや！それはAにしか使えないやつやろ？！」
『さくらちゃんにもまだいってないの。せめて、さくらちゃんがケロちゃんと出会ってからと思って。』
「…予知夢、か？」
『ふふ、それは内緒』
しーっとポーズをとる。
『ケロちゃんにもガロちゃんのこと話したし、カードのことも話したし、さくらちゃんにも話した方がいいかな？』
「そうだな、一人でカード集めるのも大変だろ？まぁ、Aは元から手伝う予定だったみたいだけどな」
「そーなんか！正体がわかってからだとこんな心強い味方はあらへんで！」
『といってもまだ魔法の練習全然できてないの。お部屋もさくらちゃんと一緒だしね？練習するタイミングなくて、ロッドにはするのは初めからできたんだけどカードの力を使うのは流石に広いところに行かないとだから…』
「それは逃げたカード捕まえる時に一緒に練習したらええ！」
「それに危なかったら俺たちが助けてやる」
勝手にいうな、という声が頭の中に響いた。
どうやら本の中から直接頭の中に声をかけたようだった。
「もう一人いるしな、Aは心配することない。俺らに任せておけ」
『ありがとう、ガロちゃん、マギちゃん』
「なんや、マギちゃんいうのもおるんか？」
『うん、今は本の中でお休みしてるよ』
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氷壊寺礼(プロフ) - 失礼します。鋼の錬金術師のシンボル的なやつは正式名称「フラメルの十字架」です。 (2020年5月8日 22時) (
レス) id: ecbea78122 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - すみません。もう一つありました!!ページ44の勝負の結果は の後半のお父さんのセリフで「ごめんね、16歳から27歳まで僕が時間をもらってしまって」の「僕が」が、「棒が」になってました。お節介だったらすみません!! (2019年8月10日 15時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - とっても面白かったです!!あと、誤字報告？です!!ページ42のお花は何処から？ の後半の「そのころお父さんたちは花の中を泳ぐようにして進んできた。」の「花の中を」が、「鼻の中を」になってました!!し、仕様ではないですよね…？ (2019年8月10日 14時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
よっぴ(プロフ) - カードキャプターさくらのお話少なかったので読めて嬉しかったです^^無理せずで良いので今後も更新していただけたら泣いて喜びます笑 (2019年7月23日 8時) (レス) id: 0069e98424 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - りいくん友達なれるといいね、彼女ちゃんの前世強いなんだ、次回楽しみにしてます (2019年6月6日 5時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろにゃんこ | 作成日時：2018年4月9日 17時
