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【備考】
<学歴>
市立の小中学校を卒業した後、試験結果による授業料免除を受けつつ私立の共学の高等学校へ進学し、卒業。夕星学院には外部進学という形で入学した。今年度卒業見込み。
学院卒業後はオーストリアの首都、音楽の都と称されるウィーンへ留学予定。在学中に利用可能な留学制度はあえて使わず、卒業後の留学を選択した。学院の力ではなく、あくまで自分の力で、自分で選んで道を拓いていきたかったからである。
留学先では作曲ではなく指揮を、そして合唱ではなくオーケストラを専門とする勉強をしようと考えている。
<上記補足>
音楽に触れ始めたのは小学1年生の頃。単なる興味からピアノ教室へ通うようになった。
中学校へ進学し、選んだ部活は吹奏楽部。そこではオーボエを担当。このタイミングでピアノ教室をやめ、部活に専念することに決めた。
彼女の転機となったのは高校時代である。ここでも吹奏楽部に所属していたが、顧問によって学生指揮者に抜擢された。学生指揮者として動いている最中、「ああ、これだ。自分がやりたかったことはこういうことだ」と思った──と彼女は後に語る。
“指揮者”に魅せられた彼女は、その道へ進むことを決意した。調べていくうちに、その世界で女性が活躍することが如何に難解であるのかを知った。あまり前例が無いことも。それならば、尚更、自分が。茨の道の方が俄然燃える、と。
夕星学院への外部進学は、茨の道への入口だと彼女は認識しているようだ。
また、ドイツ語は高校入学と同時に学習を開始しており、現在、何ら不自由なく扱えるレベルにまで到達した。
<好きなもの>
・音楽
・愛
・笑い声
<苦手なもの>
・ラーメン(を啜って食べること)(啜ることができない)
<衣食住>
音大生を積極的に受け入れている、防音設備のある学生マンションで一人暮らし中。
朝と夜とで平日は食事付き。昼飯は大抵学生レストランを利用。ほとんど自炊はしない。
また、早朝にランニング、寝る前に軽いトレーニングを行い、体力向上や維持に努めている。
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作者名:木木野 | 作成日時:2022年6月21日 0時