検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:64,400 hit
歩いてたら。



「スミマセン、僕の声、聞こえてマスか」



ん?どこかから声が聞こえる。



足元を見ると、なんか人形が立っていてじっと私を見上げていた。

私は思わずぞっとして、飛び退いた。

そしたらその人形は、私が飛び退いた風圧なのか、よたよっとよろけて、尻もちをついた。




動いとる。

人形やない。



したら、何?



「スミマセン、驚かセテ」


人形が、私を見上げて、申し訳無さそうに謝ってきた。

『えっ、あっ、何?あんた、何!?』

「驚くのワカリマス。デモどうか、逃げナイで。僕はチョット困った状況にアリマス。助ケテもらえませんか?」


少しおかしな日本語だなって思った。


発音も。


でも、めっちゃ丁寧な物腰で、柔らかく話すから。


私の警戒心は少しだけ解いて、それの前にしゃがみ込んで、まじまじと見つめた。



「ハジメまして、僕はキム・ナムジュンです。テレビで観たこと、アリマセンカ?」




テレビで?


どゆこと?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2019年7月軸の、アナザーワールドでアイドルだけど身体が人形サイズのナムジュンくんと、大阪の事務職ヌナの1日だけの恋の話です。

落としアイドル拾った系の短編です。執筆状態:完結









































おもしろ度の評価
  • Currently 9.97/10

点数: 10.0/10 (209 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
312人がお気に入り
設定タグ:bts , 防弾少年団 , RM   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月12日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。