36話 ページ37
シウside
あんな凶悪な報告書、人間相手に見ることあるんだなぁって感心したよ
いや、前世はサーヴァント相手だったからね
凄いよ、エデンの報告書。ミミズなんてものじゃないって
同じ言語使ってるはずなのに古代文書並みに解読作業必要なんだもの
イツキ「シウは、見たことがあるのか？」
『まぁ、うん』
ランヌ「はっきり言って、あの頃の私たちの要でしたからね」
クロウ「要？」
うん、そうだったね
あの頃のあなたたちものすっごく疲れ果ててたもん
流石にあんな今にもこと切れそうな顔で依頼されたら受けないわけにはいかないんだよなぁ……
ランヌ「彼の報告書が繁盛記などと重なることもままありまして…それで、一人のキーパーが当時純粋に紋様術師のマイスターであったシウに依頼として報告書を持ち込んだのです」
『「この報告書を解読してください！！」って、魔物に襲われてるような形相で見せられたんだよね』
ランヌ「優秀な紋様術師である彼女なら、解読できるのではと思ったそうです。因みにこのとき彼は四徹目でした」
「「「うわぁ…」」」
『一応可能だし、古い文献の解読も依頼として取り扱ってるから間違ってはないんだよ。文字も紋様だし、どんなに複雑怪奇でも「文字」として認識できる』
グランフレア「あれを「文字」として！？凄いな、紋様術師は…」
こんなことで凄いって実感されたくないけど、私も凄いなって思っちゃってるからなぁ
紋様術師としてってのもあるけど、マスターとしての経験もとっても生きた
『まぁ正直「文字」として解読するよりも「紋様」として意味を見出すほうが楽だったけどね』
ランヌ「それでものの一時間程度で完璧に解読し、さらに丁寧かつ簡潔に要点をまとめた翻訳書を渡してくれましてね……メシアでした、本当に」
『それ以来、依頼として翻訳してたんだよね』
インテル「……ああ、あの時は本当に助かった」
あの時から連盟で救世主扱いなんだよなぁ
正直納得できちゃうから何とも……
こんなことでクロウたちから尊敬向けれらてもなぁ
因みにそのキーパーはその場でベッドに寝かせてスヤァさせた
グランフレア「＿＿＿で、その手紙には、端的にこう記されていた」
その報告を受けて、ランヌさんはエマと彼らを合わせようとしだが、一歩遅くエマは事態と直面してしまったてことか
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ルウ(プロフ) - 新作おめでとうございます！「魔界の異邦人」や「前世は柱、今世はヒーロー？」も応援しています！体調に気を付けながら更新頑張って頂けたら嬉しいです。 なんといっても、零月 さんの作品は神作だらけですからね！私の生き甲斐です！ (9月21日 22時) (
レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
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