蛇の娘ー賢者の石ー (ページ3)

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第2話ページ3

次の日、私とドラコ、ルシウスは
ダイアゴン横丁へと来ていた。

1年生は杖やローブ鍋などが必要なのだ。
正直、私は父の杖を預かっている
だからそれを使ってもいいが…バレるのでしょうがなく買う。

ペットに関しては、無難に梟にした。
白は好きじゃないので真っ黒な梟…。
名前は…考えるの面倒くさかったのでクロにした。

A「あとは…ローブね」

ある程度、買い終わり残るはローブだけとなった。
ゆっくりと歩く中、店の中に1人の少年が居た。
奇跡的にふと見えた傷はやはり…

A「ハリーポッター…」

私の復讐すべき相手、何も知らない子供。
何故お前は笑えている？
私は父を失って泣いていたのに。

ムカつく…今すぐ殺してしまいたい…
だが、それは出来ない。

ハリーポッターを殺すのは父なのだから。
だからこそ、私はこいつと仲良くなるべきだ。
店へ入りドラコと私は採寸をしてもらう。

ハリーポッターの隣に立てば後は仲良くなるだけ。

A「貴方もホグワーツ新入生？」

ハリー「うん！君も？」

警戒心のないやつ…本当に父は此奴に負けたのか…。
愛想笑いをしながら数分間話していたら
すっかり仲良くなった。

私の方が先に採寸が終わったので店の椅子でドラコを待っているとハリーポッターが来た。

A「じゃあ、学校で会いましょハリー！」

ハリー「楽しみだよA！」

ハリーポッターが出ていった後に愛想笑いを辞める。
第1関門は突破できた。
かの有名なハリーポッターと、仲良くなった。

……しかし、父が居なければ意味は無い。
はやく…早く会いたい。
抱きしめて欲しい…。

私だって子供だ、親の愛に飢えている。
ハリーポッターから親を奪ったのは父だ？
だから、何？

だからって私から父を奪っていい理由にはならない。

A(返してよ…私のパパを…)

考え事をしていたらドラコが来て。
その日は家に帰り入学の日まで作戦を練って過ごした