電話 ページ9
A『ふぁ〜あ…今日もあっという間に真夜中だあ…』
蝋「お疲れ様です!Aさん、今日も色々教えてくださってありがとうございました!」
A『いえいえ〜。力になれてよかった!』
(ガチャッ)
バ「A、ちょうどよかった。電話が来てるぞ。」
A『へ?電話?誰から?』
バ「コムイからだ。お前が元気かどうか確認したいって喧しくてな」
バクから受話器を受け取り、電話に出る。
A『はい、お電話変わりました!Aです!』
コ「あっ!Aちゃーん!今日もご苦労様。どう?久しぶりのアジア支部は。」
A『もう、ただただ懐かしくって。…またこうしてバク兄の力になれるんだって思うと、とても嬉しいですね』
コ「うんうん。バクちゃんも大喜びだね〜、そんな素敵な事妹が言ってくれるなんて!…体調の方は大丈夫かい?無理はしないでね」
A『ふふっ。バリバリ元気ですよ!こちらにいる間も特訓はして、より一層パワーアップして帰って来ますね!』
コ「おお〜それは頼もしいねえ…待ってるからね」
A『はい!』
すると、受話器の向こうから微かに別の声が聞こえた。
「コムイー、俺にも変わらせてー」と聞こえたような気がした。
A『?』
ラ「やっほーAちゃん!元気さ〜??会えなくて寂しいさよ〜」
A『あ、ラビくん!久しぶり〜。私も寂しいよ〜』
ラ「色々忙しいと思うけど、頑張ってな。帰ってきたらおかえりのハグしてやるさ♪」
A『ふふ、ありがとう!待っててね!』
ラ「アレンもAちゃんと話したがってたんだけどさ、ちょうど任務行っちまって。中国の方。」
A『そっか〜。中国側ってことはこっちに近いね。会えはしないけど〜笑』
ラ「ないよな〜笑 まあ、また余裕あったら電話かけるさ〜!」
A『うん!楽しみにしてるね!』
ラ「ん。そんじゃ、バイバーイッ」
A『バイバーイ!』(ガチャッ)
久しぶり…といってもほんの数日だが、教団本部の面子と話せたのは彼女にとって嬉しいことだった。
A『うーんっ。元気もらえたなあ〜。あと3日頑張らないと〜!』
こうして、2日目の夜が終わろうとしていた。
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作者名:ナジカ | 作成日時:2017年9月9日 19時