番外編�� ページ32
番外編第2弾です！お待たせしました…！
「Aの両親」※暗め
〜〜
ティ「なあなあ！A姉ちゃんの父ちゃん母ちゃんって、どんな人だったんだ〜？」
師匠と三人で任務を終え、2人で食事をとっている時、ティモシーが突然聞いてきた。
A『え、どうしたの急に？』
ティ「支部長と姉ちゃんってあんまり性格似てねぇじゃん。ちょっと気になってさ！」
A『ふふ、いいよ。話してあげましょう！』
ティ「よっしゃ〜！！」
A『…そうだなあ、性格だったら、バク兄は割と母様似で、私は父様似かもね〜。』
ティ「じゃー母ちゃんが怖くて、父ちゃんが優しいって感じか〜？」
A『あはは！確かに母様は厳しい人で、私もよく怒られてた。でもとっても優しい人なんだ。父様も優しくて、いつもニコニコして励ましてくれてた。』
ティ「姉ちゃんそっくりだな！」
A『そう？見た目は…2人とも父様似かも。金髪で、童顔って言われるところが。』
ティ「美男美女なんだろうなーー」
A『母様の凛とした強い感じに、私もなりたいなあ〜。』
ティ「何言ってんの！姉ちゃん戦いの時、超強いじゃん。」
A『ふふ、ありがとうね。…素敵な親を持ったなあ、私。ー会いたい…2人に。』
ティ「…姉ちゃん…」
ティモシーでもわかるくらい、その時の彼女は悲しそうに笑っていた。
無理もない、その両親は今、この世にはいないのだから。
2人が亡くなったのは、9年前、彼女がエクソシストになって間もない頃のことであった。
A『ふふ、ごめんね。でも大丈夫だよ。…2人は私とバク兄をずっと見ていてくれる。それに、きっと辛かったのはバク兄の方だと思うから…私が支えてあげなきゃなんだ。』
彼女が帰るまでは、バクは両親と妹、家族全員を亡くしていたということになっていたのだから。
ティ「…俺も支えるよ、姉ちゃん達のこと。」
A『？』
ティ「姉ちゃんだって1人じゃねえよ。皆がいる。皆家族だ！…だから、そんな悲しそうにするなって…」
A『…ごめんね、ありがとう。ちょっと昔を思い出したら懐かしくなっちゃって。…こんなに優しい弟がいる私も幸せだなあ。』
ティ「…！！だろ！！(ニコッ)」
笑顔で見合った2人。
彼女も笑顔の裏で、今までは両親のことを乗り越えられていたわけではなかったようだ。
A『…素敵な家族を持ったよ、父様母様。』
そっと、彼女はつぶやいた。
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珠月(プロフ) - ナジカさん» わざわざレスありがとうございます！あまり知ってる人いなくて語ったりとか出来なくて...笑笑私もナジカさんのお陰でDグレの小説書く勇気出たんですよ笑笑もしよかったら読んで頂けると嬉しいです！ (2017年8月21日 19時) (
レス) id: 3fe843acb6 (このIDを非表示/違反報告)
ナジカ(プロフ) - 珠月さん» 珠月さんコメントありがとうございます〜！！D.gray-man、私も最近再熱してるんですよ〜！面白いですよね(^^)面白いと言って頂けてとても嬉しいです…！更新頑張りますね♪応援ありがとうございます！ (2017年8月21日 17時) (レス) id: ce9aca2465 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - コメント失礼します！初めまして！D.gray-man再熱してて最近占いツクールで書いてくださる作者様居ないかなと思ってこの作品を見つけました！とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月21日 14時) (レス) id: 3fe843acb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナジカ | 作成日時：2017年8月21日 0時
