初任務withアレン�� ページ15
ーー室長室にて
コ「…というわけで、今回の任務はAちゃん…と、アレンくんの二人に行ってもらう」
A『了解です！』
ア「今回は、任務先のアクマ退治ということですね。」
コ「頼んだよ〜」
ア「はい。…A、よろしくお願いします！」
A『うん！こちらこそ♪』
ーー2人は方舟で任務先まで移動し、アクマが密集しているという地点まで向かうことにした。
ア「Aって、5年前から教団にいたんですよね」
A『そうそう。といっても、最初の半年は師匠と一緒に修行してたの。』
ア「師匠…って…クラウド元帥ですか？」
クラウド・ナイン。元帥の内の1人であり、現在Aの師匠となっている。
A「…ううん。昔の私の師匠は、イエーガー元帥だったんだあ。」
ア「あ……」
A『…イエーガー元帥のことも聞いたよ。…アレンくん、救おうとしてくれてありがとうね。』
ア「えっ…礼を言われるようなことは…僕はしてませんよ…守れなかったですし…」
A『救われるのは命だけじゃないもの。…その時、私はあの人の傍にいなかった。結局ちゃんとしたお礼を、帰ってきてから直接伝えることが出来なかったけど…』
そう言って、Aはアレンの方に向き直った。いつも通りの笑顔のままで。
A『きっとあの人は、アレンくんのような優しいエクソシストに会えて幸せだったはずだよ。…本当にありがとうね。弟子として、お礼を言いたいの。』
ア「A……」
アレンは思わずうつむいてしまった。
…目の前にいるAは、どうしてそんな笑顔を向けられるのだろうか。
長期任務からやっと帰ってきて、長い間連れ添ってきた自分の師匠が亡くなっていたと聞いた時は、どれ程つらかっただろうか。
感謝の気持ちだって、話したいことだってあっただろう。別れの挨拶さえも直接できていないのだ。
アレンは呟いた。
ア「…君は、とても強い人なんですね…」
A『え？』
ア「…僕の方こそ、ありがとう。」
A『…(微笑)…きっと、私達のことを見てくれてるはずだから。頑張らなきゃね。…あの人だけじゃない、今まで犠牲になってきた人々の分まで、私達が背負っていくんだ…』
ア「はい。絶対、忘れません。」
A『うん。…さて！任務だ任務〜！アクマ退治して、ささっと終わらせちゃおう！』
ア「はい！」
ーー彼女は、芯の強いエクソシストなのだと、アレンはこの時知ったのだ。
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珠月(プロフ) - ナジカさん» わざわざレスありがとうございます！あまり知ってる人いなくて語ったりとか出来なくて...笑笑私もナジカさんのお陰でDグレの小説書く勇気出たんですよ笑笑もしよかったら読んで頂けると嬉しいです！ (2017年8月21日 19時) (
レス) id: 3fe843acb6 (このIDを非表示/違反報告)
ナジカ(プロフ) - 珠月さん» 珠月さんコメントありがとうございます〜！！D.gray-man、私も最近再熱してるんですよ〜！面白いですよね(^^)面白いと言って頂けてとても嬉しいです…！更新頑張りますね♪応援ありがとうございます！ (2017年8月21日 17時) (レス) id: ce9aca2465 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - コメント失礼します！初めまして！D.gray-man再熱してて最近占いツクールで書いてくださる作者様居ないかなと思ってこの作品を見つけました！とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月21日 14時) (レス) id: 3fe843acb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナジカ | 作成日時：2017年8月21日 0時
